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炊飯器常備、無料クーポン、泥棒出現… 職場のランチ事件簿

オフィスでお弁当を食べれば安上がりだが…

 朝から晩まで緊張と集中を求められる社会人にとって、心のオアシスのひとつが昼ごはん。しかし現実には、その昼ごはんがストレスになることもある。日々、激務と戦うビジネスマンたちに、昼ごはんにまつわる珍プレーを聞いてみた。まずは「貧乏ネタ」から。ジュンさん(40代・SE)はかなり不健康な昼ごはんを毎日食べている。

「会社のすぐ近くに弁当屋があり、そこの弁当が200円なので、1年中ずっとそれを食べています。安くてボリュームもそれなりにあり、とても助かっていますが、とにかく揚げ物ばっかりなので、健康面が心配です」

 1食200円だから財布には大変優しいわけだが、さらに倹約家もいる。ヨシヒロさん(30代・学習塾)はいう。

「社員がみな外に昼ごはんを食べに行くなか、部長は会社に炊飯器を持ち込み、ご飯を炊いて食べています。食べるのは毎日レトルトカレーで、『お前も食べるか?』と、周囲にも時々声をかけますが、完全に無視されています。オフィスに戻ると、フロア中にカレーの匂いが漂っていて止めてほしいのですが、一向に止める気配はありません」

 そのレトルトカレーが何円なのかは不明だが、外食より経済的なのは間違いなさそう。ヨシヒロさんの会社では、“レトルトカレー上司”が浮いているようだが、一方で、フロア単位で節約に努めている例もある。シンジさん(30代・編集)の会社の人間はとても仲が良いようだ。

「某牛丼チェーン店で、牛丼を食べるとクーポンが1枚もらえ、3枚たまると1杯無料になるキャンペーンをやった時、部の全員が期間中ずっとその店へ行きました。最終的に、牛丼が100杯近くタダで食べられるほどクーポンが貯まりました。

 某コンビニの公式アプリの登録をするとクーポンをもらえるサービスも全員でやっています。上司はそれを全員にやるように命じ、当たったクーポンをフル活用。『今月は○○円分のクーポンが当たった』とみんなでカウントしています。なかなかの額になるので止められません」

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