キャリア

心理カウンセラーが顧客にプライベートを聞かれた際の正しい答え方

■『メンタル心理カウンセラー』(民間資格)
※「資格のキャリコレ」より問題提供(一部編集部改変。実際の試験問題とは異なる)

Q:以下の事例を読んで、次の【1】~【5】の文章で正しいものには○、誤っているものには×をつけなさい。

【事例】
 あなたは今、小学生の子供がいるひとりの女性のカウンセリングを実施しています。クライエントの名前は、木村サエさん(34才)。今日が初めてのカウンセリングです。

 木村さんは、今年3年生になる息子が学校でクラスメートとのトラブルが絶えないこと、家庭でも木村さんに暴言、暴力をふるうため、どうやって息子を育てていけばよいのか悩み、相談に来られました。学校でのトラブルについて、家庭で注意した時も「うるさい」「だまれ」と暴言を吐いたり、時には木村さんに向かって暴力をふるうこともあるそうです。ご主人も一緒に注意してくれるそうですが、あまり効果はありません。

 木村さんと少し話し、一緒に息子へのかかわりを考えていくことを伝えたところで、木村さんは「失礼ですが…、先生はおいくつですか? このお仕事をされてどれくらいなのですか?」といきなり質問してきました。

【1】クライエントはカウンセラーに興味を抱いている可能性がある。
【2】クライエントがカウンセラーに年齢や経験を聞く場合は、カウンセラーの人生経験・臨床経験などを知りたい可能性がある。
【3】カウンセラーの年齢は、教えてもそれほどカウンセリングに支障はないので教えてあげる。
【4】プライベートな情報は教えられないので、クライエントの知りたい気持ちに共感を示しながら、カウンセリングの決まりで教えられないことになっていることを伝える。
【5】プライベートな情報は教えられないので、こういう質問が出たらすぐに「カウンセリングの決まりなので教えられません」と強い口調で伝える。

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