マネーポストWEB「マネーポスト」公式サイト

暮らしのマネー

退職金受給の申告書 出し忘れると100万円単位で持っていかれる

2020年2月12日 7:00

退職金で確定申告しないと大損も
退職金で確定申告しないと大損も

 2月17日から確定申告の受付が始まるが、特定のシチュエーションにおいて“取り戻せる税金”が生じることがある。それを見逃さないように注意しなくてはならない。

 その一例が年度途中に会社を退職したケースだ。『あっという間にかんたん確定申告』の監修者で税理士の山本宏氏が指摘する。

「通常、会社は所得税の見込み額を給料から天引きしておいて、年末調整で正しい税額に整えます。しかし年度途中で退職すると年末調整がなくなり、見込み額のまま所得税を払い過ぎている可能性が生じます」

 山本氏によれば、仮に前年の年収が600万円の人が年の途中の6月末に退職、その後、半年働かなかったケースでは、7万円を超える税金の過払いが発生するという。

「この場合、確定申告をして社会保険料控除や配偶者控除などを受ければ、過払い分が還付されます。申告しなければ、払い損になります」(山本氏)

 また、長く勤めた会社を定年退職する時は多額の退職金を受け取るが、その手続きにも注意すべき点がある。

「退職前、勤務先に『退職所得の受給に関する申告書』を提出すると、退職金を一括でもらう際に退職所得控除が適用され、ほとんどの場合で所得税がかかりません。しかし申告書を提出していなければ一律20.42%という高い税率で源泉徴収されてしまうのです」(山本氏)

 仮に退職金が1000万円の場合、申告書を出し忘れると源泉徴収は約200万円に達する。

「勤続年数にもよりますが、一般的な定年退職者であればこの場合、確定申告することで200万円全額を取り戻せます。ただし、還付されるまでに時間がかかります」(山本氏)

 額が大きいだけに、見落とすことのないようにしたい。

※週刊ポスト2020年2月14日号

不動産売却の完全マニュアル

【2020年版】不動産一括査定23サイトを徹底比較!
【2020年版】不動産一括査定23サイトを徹底比較!
【無料】すまいValueで大手6社に不動産一括売却査定
【無料】すまいValueで大手6社に不動産一括売却査定

FXや株、年金などに関する記事

年金いくらもらえる? 年金の種類や制度、受給額を徹底解説
最新のFX自動売買を9選! 初心者はツールをどう選ぶ?

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

SNSでマネーポストWEBをフォロー

  • facebook:フォローする
  • twitter:フォローする
ABJマーク

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

ABJマーク

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。