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スーパーの惣菜に潜む罠、「原産地隠し」や「恐ろしい原材料」も

2020年2月26日 7:00

スーパーの惣菜に隠されたカラクリとは?(イメージ)
スーパーの惣菜に隠されたカラクリとは?(イメージ)

 時間がない時、疲れて作る気力もない時…、手軽に買えるスーパーの総菜に助けられることは多いだろう。だが、野菜に魚、肉とバランスよく食べられる“生活の味方”が、実はカラクリだらけで私たちの体を脅かすこともあるのだ。

 インスタント食品やジャンクフードではないうえ、きちんと調理されて売られているにもかかわらず、健康を損なう恐れがあるというのは、いったいどういうことなのか。

 その背景には、食品表示のカラクリがある。食品を選ぶ際、大きな情報源となるのはパッケージに記された加工日や消費期限、原材料や原産地などの食品表示だ。ところが、スーパーの総菜や弁当には、その食品表示にさまざまな抜け穴がある。食品表示アドバイザーの垣田達哉さんが指摘する。

「私は常々、食品を購入するときには、表示を確認することを習慣にすべきと訴えてきました。ところが、スーパーの総菜にはそもそも表示自体がないものが多い。いまの法律では、販売店のバックヤードで調理されたものは、原材料や原産地などの表示をしなくていいことになっているのです」

 たしかに、客がトングで袋に取るパンやコロッケはもちろんのこと、簡易な透明パックに入った春巻きやシューマイなどに原材料や産地の表示は見当たらない。

 危険なのは揚げものだけではない。食卓を彩る一品として人気の刺身盛り合わせにも、こんな裏事情がある。食品ジャーナリストの郡司和夫さんが指摘する。

「刺身の盛り合わせは生鮮食品ではなく加工食品に分類されます。3品以上で構成される加工食品は表示義務がない。全体の重量に占める割合が50%以下であれば産地表示しなくていいことになっているからです。だから、たとえば『中国産のたこ』など、消費者の手が伸びにくい外国産の刺身を盛り合わせて原産地を表示せずに売る、ということもままある」

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