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秋山豊寛氏が問う コロナですぐ死ぬのとがん闘病10年、どちらが幸せか【#コロナとどう暮らす】

2020年6月11日 7:00 女性セブン

 ところが政府は一律に、「県境を越えるな」と言う。だったら、例えば里帰り出産したい妊婦さんが優先的にPCR検査を受けられるシステムをつくって移動を可能にする、そういう知恵を出すことこそが、政府の役割のはずです。

 新聞でもテレビでも、なんでもかまいません。自分で情報を集めて、自分の頭で考える。そして政府の言うことが間違っていると思ったなら、おかしいじゃないかという声を上げるべきだし、場合によっては従わなくたっていいのです。

 マスクだってそうです。他人にウイルスをうつしにくくするという効果はあるのかもしれませんが、予防にはほとんど役立たないといわれています。それでも「マスクをしろ!」と、していない人を公然と責め立て、多くの人が右へならえでわれもわれもとマスクをつける。日本人の横並びの象徴です。

 コロナにかからなかったとしても、コロナ破産で自殺する人が出てくるかもしれないし、がんで死ぬ人や交通事故で亡くなる人もいる。インフルエンザでも毎年数百人以上、命を落としています。ようは、いつかは誰もが死を迎えるということです。

 もちろん「ピンピンコロリ」が理想でしょう。しかし現実はそうではない。厚労省が人口動態統計で日本人の死因を発表していますが、それをみると死因の1位はがん、2位が心疾患。そこまでで死因の40%を占めます。

 つまり、日本人の大半は、長生きしていれば最後はがんにかかるわけで、下手をすれば、抗がん剤治療で苦しみがずっと続く。10年抗がん剤治療を続けた、という例も少なくありません。

 不謹慎な物言いですが、コロナにかかって数週間苦しんで逝くのと、がん治療の10年間の苦しみ、いったいどちらが幸せなのか──私にはわかりません。ただひとつ言えることは、死は、いつもその辺にある“日常”ということです。いま、それを免れているのは、単に幸運だというだけ。

 最近、私の友人がコロナではなく、いわゆる流感から肺炎になって亡くなりました。なんであんなにいいやつがおれよりも先に亡くなって、おれのように悪態をつきまくっている人間が、こうして生きながらえているのか。ある意味、運命としか、言いようがありません。

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