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土俵に埋まるカネ

【大の里が大関昇進へ】1年ちょっと前の「月給ゼロ」から今年は「月平均800万円超」へ、収入大幅アップの軌跡

2度目のVで大関昇進を確実にした大の里

2度目のVで大関昇進を確実にした大の里

 大相撲秋場所で快進撃を見せて13勝2敗の成績で優勝を果たし、大関昇進が決定的となった関脇・大の里。今回の昇進は記録ずくめのものとなった。幕下10枚目格付出デビューから所要9場所での大関昇進は、羽黒山らの12場所を大きく塗り替え、新入幕からの所要5場所は昭和の大横綱・大鵬の所要6場所を更新した。驚異的なスピードで上昇したのは番付だけではない。収入も大きく増やすこととなった。

 大の里は昨年5月場所に幕下10枚目格付け出しで初土俵を踏んだ。幕下力士に対しては2か月に一度の場所手当は支払われるが、月給はゼロ。そこから大の里は所要2場所で十両に昇進。そうなると一気に月給が110万円になる。同時に十両以上の関取には本場所ごとに“持ち給金”に応じた『力士褒賞金』が支払われるようになる。

 デビュー時の持ち給金はどの力士も3円で、1つの勝ち越しによって0.5円が加算されるなど増えていくが、十両になれば一気に40円にジャンプアップ。さらに持ち給金を4000倍した額が本場所ごとに支給されるかたちとなるのだ。大の里にも昨年9月場所は月給とは別に力士褒賞金が16万円(40円の4000倍)支払われた。

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