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TDR再開の陰で熾烈なチケット争奪戦 筋金入りのディズニーマニアも苦戦

ミッキーマウスとはソーシャルディスタンスを保って対面(時事通信フォト)

ミッキーマウスとはソーシャルディスタンスを保って対面(時事通信フォト)

 2月末から、丸4か月におよぶ“コロナ自粛”を経て、7月1日、東京ディズニーランド、東京ディズニーシーが営業を再開した。待ちに待った夢の国へ足を踏み入れたゲスト(来園者)からは、喜びがマスク越しに伝わってくる。しかし、この笑顔の裏には「パークチケット争奪戦」という熾烈な戦いがあった。

 東京ディズニーリゾート(TDR)公式のオンライン予約・購入サイトで6月25日午後3時から始まった7月分のチケット販売は、約4日で販売が打ち切り。7月1日から8月1~7日分のチケット販売が始まったが、アクセスしにくい状態が続いている。1983年の東京ディズニーランド開園当時から、通算5000回以上東京ディズニーリゾートを訪れている川島史靖さんは、「こんなことは過去になかった」と語る。

「7月1日の入園チケットを手に入れるため、6月25日の予約開始と同時に専用サイトにアクセスしていましたが、結局、初日は一度もつながりませんでした。もともと、ディズニーのオンライン予約サイトはサーバーが弱いといわれていて、これまでにもグッズの発売日当日などにはつながりにくくなることはありました。しかし、日をまたいでもつながらないというのは初めてのことです」

 川島さんは家族と協力し、スマートフォンとパソコンの両方から絶え間なくアクセスを続け、6月26日の早朝にやっとチケットを購入できた。

「予約サイトは深夜3時から5時までメンテナンスで休止します。その直後にねらいを定めたのですが、みんな考えることは同じで、なかなかつながりませんでした。25回くらいアクセスを繰り返したところで購入できたので、『根気よく、諦めないこと』がいちばんの近道かもしれません」(川島さん)

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