マネーポストWEB「マネーポスト」公式サイト

暮らしのマネー

路上喫煙などで処せられる「科料」、「罰金」とは何が違う?

2020年10月29日 15:00

路上喫煙で処せられる「科料」とは何か?(イメージ)
路上喫煙で処せられる「科料」とは何か?(イメージ)

 法令違反により金銭を納める「罰金」という言葉はよく知られているが、同じく「科料」という言葉も存在する。この2つは、何がどう違うのか。実際の法律相談に回答する形で、弁護士の竹下正己氏が解説する。

【相談】
 先日、商店街を歩いていたとき、電信柱に「路上で喫煙すると2000円の科料に処せられます」との張り紙を見かけました。いつも疑問に思っているのですが、この「科料」と、いわゆる「罰金」の違いは何ですか。また、科料に処せられても、自分が悪くないことを証明できれば、その科料を取り戻せますか。

【回答】
 罰金も科料も、死刑や懲役などと並んで刑法が定める刑です。罰金の下限は1万円以上であるのに対し、科料は1000円以上1万円未満で、罰金よりも軽い刑となります。

 なお、罰金が50万円以上と高額の場合は、執行猶予が認められることもありますが、科料は金額も少なく、執行猶予はありません。

 刑法犯では比較的重大ではなく、犯情が軽い場合がある犯罪には、罰金と科料が選択刑として定められています。罰金も科料も刑罰の一つです。納め終わってから5年間、間違いを犯さず経過すると、刑の効力が消滅します。

 罰金などを言い渡した判決や略式命令が確定すると、再審手続きで取り消されない限り、返金されません。再審が認められる可能性は極めて低く、取り戻しは不可能です。また、支払わないと、罰金では2年以下、科料では30日以下の期間、労役場に留置されます。

不動産売却の完全マニュアル

【2020年版】不動産一括査定23サイトを徹底比較!
【2020年版】不動産一括査定23サイトを徹底比較!
【無料】すまいValueで大手6社に不動産一括売却査定
【無料】すまいValueで大手6社に不動産一括売却査定

FXや株、年金などに関する記事

年金いくらもらえる? 年金の種類や制度、受給額を徹底解説
最新のFX自動売買を9選! 初心者はツールをどう選ぶ?

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

SNSでマネーポストWEBをフォロー

  • facebook:フォローする
  • twitter:フォローする

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。