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低迷DeNA株に底打ち感 三角もち合いブレイクなら3500円も

少し前までソーシャルゲーム関連銘柄の筆頭として株式市場を牽引してきたディー・エヌ・エー(東証1部・2432)だが、今年に入ってからは軟調な展開が続いていた。しかし、「LOVEWHISKY」のハンドルネームでデイトレーダーの先駆けとして知られるファイトレードコーポレーション代表・石橋明佳氏は、同銘柄の一気の大幅上昇もあると予測している。

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1月に年初来高値を付けた以降、長らく軟調な展開となっていたディー・エヌ・エーの株価に、底打ち感が見えてきた。株価の大幅下落により、今やファンダメンタルズ面でかなり割安感が出てきているので、再び上昇トレンドに入れば、値上がり余地は大きいと考える。

同社の主力である携帯向けゲーム「モバゲー」の国内事業において、提供タイトルの拡充に伴う減価償却費増や代金回収代行手数料が増えたことなどにより、売上原価や販売費および一般管理費が増加。それを主因に、2014年3月期第1四半期の営業利益は前年同期比7.6%減となったが、これは市場関係者の想定内の着地で、かえって安心感を醸成したと思われる。

チャート面では、月足上で上値トレンドラインと下値トレンドラインを引くと大きな三角もち合いが形成されており、今後これをブレイクしてくるようだと、月足の価格帯別出来高で上方に控えている真空地帯の手前の3500円処までの上昇が見込まれる。場合によれは4000円処も視野に入りそうだ。

※マネーポスト2013年秋号

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