住まい・不動産

都内の団地の代名詞「高島平」 緑の多い計画都市は高齢化対策も進行中

 1970年代に建てられた大都市近郊の団地は、高齢化や空室率の上昇が問題になっており、高島平も例外ではありませんが、着々と対策は練られています。積極的にリノベーションを行って若い世代を呼び込んでおり、空室をサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)に転換する試みも行われています。郊外には、都心から1時間以上掛かり、駅からもバスに乗るような団地が少なくありませんが、高島平は都心まで30分、駅は目の前ですから、過疎とは当分無縁でしょう。

 家賃も非常にお手頃です。高島平駅のワンルーム・1K・1DKの家賃相場は7.37万円(ライフルホームズ調べ。12月3日時点)。徒歩数分の隣駅・新高島平駅なら6.47万円と、1万円近く下がります。1970年代に一気に開発された街なので、全体的に古びた印象はありますが、ほっと落ち着くような生活を望む方はきっと気にいるはず。一人暮らしやカップルも良いですが、街には熱帯環境植物館、こども動物園、夏には花火大会などもあり、子供がいるファミリーにはとりわけ向いている街と言えるでしょう。

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