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戸松信博の明日の爆騰株を探せ!

ファンケル:事業基盤強化と中長期成長性から底堅い株価推移を期待

2020年12月22日 20:00

ファンケル(4921):市場平均予想(単位:百万円)
ファンケル(4921):市場平均予想(単位:百万円)

企業概要

 ファンケル(4921)は無添加スキンケア化粧品「ファンケル」を主力とする化粧品メーカー。

 展開する事業セグメントは、無添加スキンケア化粧品「ファンケル」や「アテニア」「ボウシャ」などを展開する「化粧品事業」を中心に、「カロリミット」や「えんきん」などの「栄養補助食品関連事業」、そして青汁や発芽米など「その他」で構成されています。売上構成比は、化粧品事業が60%、栄養補助食品関連事業が35%、その他が5%です(20/3期)。

 販売商品は年齢層別でも多角化が図られていることで、様々な消費者をカバーできる堅固な顧客基盤といえます。また販売チャネルも通販を中心とし、店舗販売やECモール、コンビニなど卸売りまで展開。販売チャネル別の商品開発を行うことで、顧客基盤をさらに拡大させることに成功しているのも特徴です。

 最近ではコンビニ向けPBの開発やキリンなど他社との提携による商品開発も行っており、ここ2年程度でビジネスの幅が広がっています。

注目ポイント

 コロナ禍が売上に大きく影響した上半期ですが、同社はこれをチャンスと捉え、持前の通販事業を活かした販売戦略に注力。その結果、主力の化粧品・ファンケル化粧品は店舗販売から通販への誘導(店舗会員アプリを利用してECサイトを案内)などで、通販部門が成長している模様。店舗規模などを考えると目先すぐに売上減少分が穴埋めされることは難しいと思いますが、通販顧客はその後も購入を継続する傾向があるため、収益にもその効果がじわじわ表れていくことが期待できます。

 化粧品事業では、多角チャネルを持つ強みを生かし、ユーザー層の拡大(=ユーザー数拡大)やネット通販の拡大が進んでいます。栄養補助食品においてもサブスクリプション型へのシフトが図られるなど、収益基盤は一層堅固さを増している印象です。収益貢献が本格化するのは次の2022/3期以降とも見込まれ、引き続き中長期での成長に期待したいと思います(なお、同社は、粗利益率71.4%、営業利益率11%、ROEは15.6%と高い収益性を維持しています)。

 財務面ですが、自己資本比率は72.3%、約100億円の有利子負債ありますが、その2倍ほどある現金預金により実質無借金、流動比率は3.6倍と盤石の内容となっています。

 株主還元にも前向きで、減益予想ながら配当を前年と同じ34.0円とする方針です。株主優待も実施しており、3000円相当の自社製品または「ファンケル銀座スクエア」利用券を贈呈しています。

【プロフィール】戸松信博(とまつ・のぶひろ):1973年生まれ。グローバルリンクアドバイザーズ代表。鋭い市場分析と自ら現地訪問を頻繁に繰り返す銘柄分析スタイルが口コミで広がり、メルマガ購読者数は3万人以上に達する。最新の注目銘柄、相場見通しはメルマガ「日本株通信」にて配信中。

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