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個人型確定拠出年金 金融機関の手数料、品揃えを徹底比較

 運用本数が最も多いのは49本のSBI証券で、りそな銀行とスルガ銀行の33本が続く。とはいえ、本数は多ければいいというものではない。

 実際、SBI証券では信託報酬で競争力のある商品を後から追加していったために、同じ指数に連動するのに信託報酬が大きく異なるインデックス投信が何本もあって、必ずしも選びやすいとはいえない。

 日本、先進国、新興国それぞれの株式と債券、さらに日本のREIT(不動産投資信託)とグローバルREITと主要な資産クラスがすべて揃っているのは、SBI証券、スルガ銀行、野村証券、楽天証券、りそな銀行だ。

 中でもSBI証券とスルガ銀行は、それぞれの資産クラスにアクティブ投信とインデックス投信がほぼそろっており、バラエティ豊かだ。

◆インデックス型投信でも異なる信託報酬

 インデックス投信の信託報酬を比較してみよう。東証株価指数(TOPIX)に連動する投信では、りそな銀行の0.1944%、日経平均株価なら楽天証券の0.2106%、日本債券ならSBI証券の0.1296%が最安だ。

 先進国株式の値動きに連動する投信では、SBI証券の0.2268%、先進国債券では楽天証券の0.216%が最安となっている。

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