年末ジャンボ宝くじの販売が11月24日にスタートした。ジャンボ宝くじ史上最高額タイの1等・前後賞合わせて10億円のビッグチャンスというだけあって、年の瀬にもかかわらず各地の売り場ではたくさんの宝くじファンが列をなしている。
一攫千金の夢を掴むには、「どの売り場で買うか」が重要になるのは言うまでもない。風水師の伊藤夢海さんが、今年ならではの売り場選びのポイントを教えてくれた。
「今年は『九星気学』という占術では『六白金星』の年にあたります。九星気学はその名の通り、9つの星が順番に巡っていき、なかでも金運上昇が期待できる『金』がつくのは六白金星と、昨年の『七赤金星』の2つだけ。この2年間の運気が最後に全集中するのが、今年の年末ジャンボといえます」
その上で、気にかけるべきは、その年に起きて注目を浴びた事象だという。
「なんと言っても、今年は東京五輪がありました。日本が獲得したメダル数は史上最多で、無観客とはいえ、たくさんの人が固唾をのんで見守りました。人々の関心を集めた事柄には、エネルギーや運気が注がれる、というのが風水の考え方です。
さらに言えば、五輪は本来、昨年開催予定でした。それが1年延期され、中止が危ぶまれる中での大成功です。言うなれば『リベンジ』成功。そこから転じて、年末ジャンボでも『リベンジ売り場』に期待が膨らみます」(伊藤さん)
そのヒントを頼りに本誌・女性セブンが調査すると、昨年以降、「1等のみ」や「前賞のみ」「後賞のみ」といった具合に「1等・前後賞独占」を惜しくも逃した売り場が全国で10店舗見つかった(別掲表参照)。
窓口の上にそびえる鳥居がインパクト大なのが「宝くじ神社イオン一関チャンスセンター」(岩手県一関市)。昨年のドリームジャンボで「前賞のみ」の1億円が出た。
「当せんしたお客様はバラで購入されていました。実は、1等3億円と後賞1億円の当せん券もウチにあったんですよ。ところが、コロナのせいで客足が伸びず、売れ残ってしまって……。本来なら総額5億円が出ていたはずなんです! 本当に悔しいです」(店長の高橋陽江さん)