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ケーブルテレビ利用者が語るメリット・デメリット ネット回線速度に差も

「光回線がないので切り替えも難しい」

 ケーブルテレビによるインターネット接続サービスは、光回線などに比べて、通信速度が遅いと言われている。一般的には、光回線の下り最大速度は1Gbps程度で、ケーブルテレビ回線の下り最大速度は160~320Mbps程度だとされている。

 回線速度にはかなりの差があるようだが、実際にはどうなのだろうか。前出・Aさんは、まったく問題ないと話す。

「ケーブルテレビのネット回線は遅いと聞いていたので不安だったんですが、いざ使ってみると何の問題もありません。サブスクサービスの動画をスマホにダウンロードして見ることもありますが、ダウンロードが遅いと感じたことはないです。私の場合、オンラインゲームをやるわけでもなく、そこまで回線速度が必要なわけではない生活をしているので、なんの問題もありません」(Aさん)

 一方、ケーブルテレビのネット回線の遅さに不満を抱えている人もいる。前出・Bさんが語る。

「実は今住んでいるマンションと同じケーブルテレビを実家でも契約していて、そちらのネット回線がかなり快適だったんです。だから、特に心配することなく今住んでいるマンションでもケーブルテレビでネットをつないだんですが、かなり遅いし、時折繋がらなくなることもある。Wi-Fiでつなげているので、室内環境の影響もあるんでしょうが、頻繁に接続できなくなることもあって結構ストレスです。ちなみに、料金は月額4000円くらい。ちょっと高く感じています。かといって、うちのマンションは光回線が入っていないようなので、別サービスへの切り替えも難しくて、とりあえず我慢するしかないですね……」(Bさん)

 ケーブルテレビが提供するネット回線にはどうやら環境によって“差”があるようだ。ケーブルテレビサービスを利用する集合住宅に入居する際には、そのサービス状況を具体的に確認しておいたほうがよいかもしれない。

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