投資

FXに近道はない ビギナーズラックが続かない理由

「1日10秒だけでOK」「これだけ見れば儲かる!」「初心者でも安心、ワンクリックで毎日が給料日」──。ついついクリックしてしまいそうな心踊るキャッチコピーですね。結論から申し上げましょう、そんなものはありません。

 正確に言うならば、それだけで「勝ち続けられる方法はない」ということです。みなさんはFX(外国為替証拠金取引)でどれくらい勝ちたいですか? 何回勝てばいいですか? 20連勝くらいでハッピーですか? 恐らく違うのではないかと思います。そう、みなさんは「ずっと」勝ちたいはずです。投資を続けている限りずっと。投資はスポーツのように引退することはありません。肉体的限界は関係ありません(資金難の末、強制退場になる投資家は多いですが)。その場合、「ずっと勝ち続ける」ために必要なことはなんでしょうか?

普遍的なこと

 為替市場も含めた金融市場というものは、「みんなの気持ち」でできています。上がると思う人、下がると思う人、そんなみんなの思いが売買を成立させています。あなたが「上がる」と思った時に「下がる」と思う人がいるため、その取引が成り立つわけです。人々の心が日々移り変わる中で同じ手法・ルールで「勝ち続ける」ことができるのでしょうか? ここには私は疑問が残ります。つまり、我々が対峙する為替市場は常に変化しているわけです。それに対応できるのは「常に変化し続けられること」ではないかと思います。

 美味しいラーメン屋は「味が変わらない」というのを聞いたことがあります。でも実は日々改善を重ね、少しずつ味が変わっているそうです。そしてそれは通っている我々の舌が、味覚が年齢と経験とともに変わっているにも関わらず「変わらず美味しい」と感じさせる、変化に対応している証なのではないかと思います。

勝ち続けるために

 では、どうしたら「勝ち続けること」ができるのか? 気になりますね。これはスポーツでもなんでも同じですが、いきなりゴールにはたどり着けません。物事にはいつだって順序というものがあります。FXや投資の場合、最初の第一歩は「負けないこと」これに尽きます。このステップを踏まずして「勝ち続ける投資家」になった人はいないと思います。

 ただし、ここでいう「負けない」というのは「トレードにおいて損を出さない」ということではありません。1日・1週間・1ヶ月・1年という「期間」において収支がプラスになるということを指しています。「期間」がバラバラなのは、それぞれのトレードスタンスによって変わるためです。勝率100%の取引はありません。勝率30%でも収支がプラスの方もいます。むしろ勝率が低くて利益幅が大きい投資家のほうが「勝ち続けている投資家」には多い気がします。

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