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「私が意地悪なの?」友人のペットの世話を断った30代女性のため息

飼い主たちの葛藤をよそに、部屋で気持ちよさそうにくつろぐ猫ちゃん(イメージ)

飼い主たちの葛藤をよそに、部屋で気持ちよさそうにくつろぐ猫ちゃん(イメージ)

「私はペット飼育経験がないので、エサやりはともかくトイレの処理も全くわからない。大袈裟かもしれませんが、事前に勉強しておく必要があるわけです。その準備を経てから、友人宅に通わなくてはならない。しかも、『お金がかかるからシッターは雇いたくない』という理由からすると、私はタダ働きですよね(笑)。

 そもそも命を預かるわけですから、友人の留守中に何かあったら、責任が発生する。嫌だなあと思いました」(Aさん)

 結局、Aさんは、「仕事が忙しいこと」「荷が重すぎる」などと口実をつけて断ったが、その後も友人から旅行を理由に世話を頼まれることがあったという。

「『お土産を買って来るから』と言われたこともありましたが、すべて断りました。ペットのことばかり考えて、私の気持ちをまったく理解してくれないことに残念な気持ちです。そもそもペットを飼うときに、家を空ける可能性があることは理解していたと思うのに、金銭的な負担をケチっているようにしか思えない。私は意地悪な人間なのでしょうか?」(Aさん)

 飼い主の事情からどうしても世話ができないことはあるし、頼むなら信頼できる人にお願いしたいのも“親心”からだろう。しかしペットの環境を優先したいという気持ちばかりを優先させてしまうと、相手の気持ちが見えなくなるもの。人間関係にも歪みが生じかねないので、うまく感情の折り合いをつけたいところだ。

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