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【ドル円週間見通し】FOMCで大幅利上げ 米金融引き締めは長期化の公算

・11月7日-11日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。

○(欧) ユーロ圏9月小売売上高 8日(火)午後7時発表予定
・8月実績は前月比-0.3%
 参考となる8月実績は、前月比-0.3%。自動車燃料の販売は増加したが、食品・飲料の販売とオンライン・通信販売が減少。9月については、自動車燃料の販売は増加しており、食品・飲料などのオンライン販売がやや増加した可能性があるため、前月比で増加する可能性がある。

○(日)9月経常収支 9日(水)午前8時50分発表予定
・予想は、+2821億円
 参考となる8月実績は+589億円で黒字額は1985年以降では最も小さくなった。貿易赤字の拡大が要因。ただ、第一次所得収支の黒字額は円安の影響で3兆を超えている。9月については貿易赤字額の縮小が予想されており、経常黒字額は8月実績を上回る見込み。

○(中)10月消費者物価指数 9日(水)午前10時30分発表予定
・予想は、前年比+2.4%
 参考となる9月実績は前年同月比+2.8%でやや高い伸びとなった。食品価格の上昇が主に押し上げた。10月については、食品価格の上昇が一服しつつあることから、物価上昇率は9月実績を下回る可能性がある。

○(米)10月消費者物価コア指数 10日(木)午後10時30分発表予定
・予想は、前年比+6.6%
 参考となる9月実績は前年比+6.6%で8月実績を上回った。中古車価格、住居費の上昇率の高止まりなどの影響があった。10月については、住居費の上昇、医療、輸送サービス価格の上昇が続いており、インフレ率は9月実績と同水準となる可能性がある。

○その他の主な経済指標の発表予定
・ 7日(月):(独)9月鉱工業生産速報
・ 8日(火):(欧)9月小売売上高
・11日(金):(米)11月ミシガン大学消費者信頼感指数速報

【予想レンジ】
・145円00銭-150円00銭

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