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【ドル円週間見通し】底堅い値動きか 金融引き締め継続の見通しも

・11月21日-25日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。

○(欧) S&Pグローバル11月ユーロ圏製造業PMI 23日(水)午後6時発表予定
・10月実績は46.4
 10月改定値は46.4と29カ月ぶりの低水準。生産指数は5カ月連続で節目の50を下回った。ユーロ圏の製造部門は景気後退の状況に陥ったとみられており、この状況は11月も変わらない。節目の50を大幅に下回る状態がしばらく続くとみられる。

○(米)10月耐久財受注 23日(水)午後10時30分発表予定
・予想は、前月比+0.3%
 9月実績では輸送用機器は増加、防衛航空機・同部品は減少、民間の航空機・同部品は増加。資本財の新規受注は小幅増加。コア資本財はやや減少。10月については、輸送用機器はやや増加、民間の航空機・同部品はやや減少する可能性があり、全体的には小幅な増加にとどまる見込み。

○(米)10月新築住宅販売件数 23日(水)日本時間24日午前0時発表予定
・予想は、57.3万戸
 参考となる9月実績は年率換算で60.3万戸。住宅ローン金利の上昇が続いており、住宅市場は軟化している。人口密度の高い南部などにおける販売件数は減少しており、10月については9月実績を下回る可能性がある。

○(独)7-9月期GDP改定値 25日(金)午後4時発表予定
・速報値は前年比+1.1%
 新型コロナ対策の行動規制が段階的に緩和されたことによって、個人消費の回復が経済成長をけん引した。ただ、ロシアが天然ガス供給を削減しており、今冬の生産は相当に縮小すると予想されることから、10-12月期の国内経済は減速する見込み。

○その他の主な経済指標の発表予定
・22日(火):(欧)9月経常収支
・23日(水):(NZ)NZ準備銀行政策金利発表、(欧)S&Pグローバル11月ユーロ圏総合PMI
・24日(木):(独)11月IFO企業景況感指数

【予想レンジ】
・138円00銭-142円00銭

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