家計

使えば使うほど得をする「楽天経済圏」の家計応援術 意識しないで毎月1.5万ポイント貯める楽天社員のポイ活とは?

「楽天経済圏」を最大限活用している楽天社員のポイ活術とは?

「楽天経済圏」を最大限活用している楽天社員のポイ活術とは?

 公共料金や食品、生活必需品などの“値上げラッシュ”が止まらない。その結果、10月の消費者物価指数(生鮮食品を除く)は前年同月比3.6%増と、消費増税時やバブルのピーク時も上回る、40年8か月ぶりの大幅上昇となった。

 この状況下、家計への負担を最小限するために注目したいのが「楽天経済圏の活用」だ。お客様満足度ナンバーワン(注1)の共通ポイント「楽天ポイント」を運営する楽天グループのサービスを使い倒すことで、家計の負担をグッと減らすことができるのだ。では具体的に、どのように活用すればよいのか、また、どれほどお得なのか? 楽天経済圏をフル活用した「家計応援術」とともに、現役・楽天社員が実践している“ポイ活”を紹介しよう。

【注1:「楽天ポイント お楽しみ図鑑」ポイントに関する調査、有効回答=1,000、インターネット調査、2021年10月、実施機関:マイボイスコム】

「楽天経済圏」は、複数サービスを使えば使うほどお得になる

「楽天経済圏」は、複数サービスを使えば使うほどお得になる

楽天グループ家計応援術2022

楽天グループ家計応援術2022

【その1】ポイント最大44倍!キャンペーンに注目した買い物・旅行のお得ワザ

 まずは、基本となる普段の買い物。日用品から雑貨、耐久消費財まであらゆるモノが揃う「楽天市場」では、定期的にお得なキャンペーンを開催している。複数ショップの利用でポイントが最大44倍になる「楽天スーパーSALE」や、「楽天市場」の買い回りイベントである「お買い物マラソン」をはじめ、エントリー&「楽天カード」の利用でポイント5倍となる「5と0のつく日」……などだ。こうした機会に日用品などをまとめ買いし、還元されたポイントで新たな買い物をすれば、家計の大きな助けになるはず。有名ブランドなどのお買いもの含めて最大50%をポイントバックする「楽天スーパーDEAL」対象商品や、ポイントバックサイトの「楽天Rebates(リーベイツ)」を経由して楽天以外の800以上のサイトでもポイントが貯まるため、賢く活用したい。

 また、旅行予約サービス「楽天トラベル」には、宿泊料金に「楽天ポイント」が10%以上付く宿泊プランがある。対象プランの宿泊数は、2019年と2022年の同期比で約1.7倍に増加しており、人気は高まっている(注2)。年末・年始、冬休みを控え、お得なプランから旅行先を選ぶという手もあるだろう。また、「楽天トラベル」では「ふるさと納税」への寄付も可能で、対象の宿泊施設で使える楽天トラベル返礼品を多数用意している。現在、対象の宿泊施設数は1万8000軒以上で今後も拡大予定だ。

【注2:2022年10月14日(金)抽出。宿泊期間は、2022年7月1日(金)~9月30日(金)と2019年7月1日(月)~9月30日(月)を対象とし、該当期間中に「ポイント10」・「ポイント20」のキーワードを含む宿泊プランの2名以上利用の宿泊数を比較】

 他にも、フリマアプリ「楽天ラクマ」でも、2022年9月から「ふるさと納税」への寄付ができるようになった。楽天ポイントやクレジットカード等での決済はもちろん可能だが、「楽天ラクマ」の売上金を、オンライン上の電子マネーである「楽天キャッシュ」にチャージすれば、「ふるさと納税」に寄付することができ、税金控除を受けるとともに返礼品をゲットすることができる。不用品を売って得られる売上金が使える点が、お得度をアップさせているといえよう。

【その2】固定費の本命、携帯料金を節約。4人家族の携帯料金が年間12万以上もコスト削減

 家計において効果的な節約は固定費の見直しだ。固定費とは毎月支出が決まっている費用のことで、中でも金額的な負担が大きいのが携帯料金。総務省の「携帯電話の料金等に関する利用者の意識」(2021年3月調査)によると、携帯料金の月間平均支出は1人当たり約5824円となっている。数年前に比べてある程度下がったが、まだまだ負担は大きいといえよう。

 これを「楽天モバイル」に乗り換えたとすると、どれだけデータ通信をしても月2980円(税込3278円)で済む(通話料等別)。平均支出と比べれば、約2500円安くなるのだ。もし、4人家族まるごと乗り換えた場合、合計月1万円、年間で12万円以上のコスト削減となる。

「楽天モバイル」の料金プランは1種類とシンプル。データ量により料金が変動する仕組みで、3GBまでは980円(税込1078円)、20GBまでは1980円(税込2178円)、20GB超過後は無制限になる。大量の動画を視聴し、月100GB、200GB利用しても2980円(税抜)で収まる。通話も「Rakuten Link」アプリを使うと国内通話は無料。通話料金を気にすることなく利用できる(一部対象外の番号あり)。

楽天回線エリアでは2980円でデータ無制限

楽天回線エリアでは2980円でデータ無制限

 最近では、「楽天モバイル」の回線を、自宅用のインターネット回線として活用するユーザーも増えている。データ容量無制限のモバイルインターネットの平均的な料金は、月4000円前後で、「楽天モバイル」の方が、ここでも1000円近く割安となっている。

「楽天モバイル」を使うメリットはまだある。2022年11月から、「楽天市場」での「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」の優遇措置が適用されているのだ。SPUとは、楽天グループの対象サービスを使えば使うほど楽天市場でのお買い物がポイントアップするお得なプログラム。「楽天モバイル」契約者であれば、「SPU」においてポイントが+3倍になるため、ポイント還元率は最大16倍にアップする。「お買い物マラソン」や「楽天スーパーSALE」など各種キャンペーンと併用すると、還元率はさらにアップする。

【その3】リアル店舗の買い物でポイント“5重取り”のワザ

ちょっとした工夫で「楽天ポイント」の“5重取り”も

ちょっとした工夫で「楽天ポイント」の“5重取り”も

 日常生活のリアル店舗での買い物では、ちょっとした工夫で「楽天ポイント」の“5重取り”が可能となる。その内訳は、まずスーパーマーケットやドラッグストアなどで、支払い時に「楽天ポイントカード」提示で最大1.0%還元(還元率は店舗により異なる)。実際の支払いは1.0%還元の「楽天ペイ」でするが、事前に「楽天カード」でチャージをしておくと、チャージ分として0.5%のポイントが付く。たったこれだけで、合計最大2.5%還元の3重取りとなる。

 そして、「楽天チェック」ができる加盟店であれば、店舗の指定されたエリアでアプリを通じてチェックインするだけで、最大100ポイントをもらえる。最後に、加盟店で受け取ったレシートを、その日の内にスマホで撮影して送ると、「楽天ポイント」や、ポイントが当たる抽選チケットがもらえる「Rakuten Pasha」(ラクテンパシャ)で“5重取り”が完成する。なお、「Rakuten Pasha」には「今日のトクダネ」という機能もある。対象商品の日替わりクーポン「トクダネ」を、事前にスマホで受け取り、購入後に対象商品のレシートを撮影して送れば、指定のポイントがもらえるのだ。さらに、2022年5月から提供を開始した「らくらく申請」機能を対象店舗で利用すると、レシートの送付も不要となるので積極的に活用すべきだろう。

「楽天チェック」や「Rakuten Pasha」の対象店舗は、着実に増加している。コンビニやスーパーマーケット、ドラッグストアといった普段から利用する店舗はもとより、家電量販店や百貨店、ガソリンスタンドなどにも広がっている。自宅や職場の近辺にあるかどうかは、スマホで簡単に分かるので、一度チェックしてみるといいだろう。

日々の買い物で最大5重取りのワザ

日々の買い物で最大5重取りのワザ

 ポイントが貯まるサービスには、他にもまだある。例えば、「Super Point Screen」(楽天スーパーポイントスクリーン)は、スマホで広告を見るだけでポイントがもらえる。さらに、健康管理アプリ「楽天ヘルスケア」は、1日5000歩を歩くと、ポイントがもらえる抽選への参加が可能。日常生活のスキマ時間を使って効率的なポイ活ができるのだ。

【その4】自炊時に食材を丸ごと使って無駄をなくすワザ

 値上げラッシュが続くなか、外食の機会を減らして自炊の回数を増やした、という人は多いだろう。「楽天レシピ」では、もう一歩進んで、例えば、ニンジンの皮やピーマンの種など、食材をまるごと使ったレシピなども豊富に掲載している。もともと、野菜の皮や種の部分は栄養価も豊富。丸ごと調理することで手間がかからず時短にもなり、食材の費用も節約できるという“一石三鳥”の効果が期待できる。

まるごとにんじんのチキンライス
ジャーマンかぼちゃ

「楽天レシピ」は、ユーザー投稿型のレシピサイト。オリジナルのレシピを投稿すると、ポイントがもらえる。加えて、掲載されているレシピに対して、レシピの感想を投稿する「つくったよレポート」を画像付きで投稿すれば、投稿した人とレシピを掲載した人の両方にポイントが進呈されるという仕組みになっている。

誰でもすぐに始められる!楽天社員の実践的ポイ活術

 これまで、楽天経済圏のさまざまなサービスを使いこなすと、いかにお得に暮らせるのかを紹介してきたが、実際にこれらを活用した場合どのくらいポイントが貯まるのか? 現役楽天社員のポイ活の実態を紹介しよう。登場するのは、楽天グループ・クリエイティブデザイン戦略部の河村征志さん。まずは、頻繁に利用しているサービスを聞いてみた。

日々の生活に楽天経済圏を活用することで毎月1万5000円分のポイントを得ているという、楽天グループ・クリエイティブデザイン戦略部の河村征志さん

日々の生活に楽天経済圏を活用することで毎月1万5000円分のポイントを得ているという、楽天グループ・クリエイティブデザイン戦略部の河村征志さん

「週に1~2回、『楽天西友ネットスーパー』を利用しています。食料品のまとめ買いが中心です。あと、ドラッグストアで買うような日用品は、生活に必要なあらゆるものがお得に買える楽天の直営店舗『楽天24』でまとめ買いですね。いずれも基本のポイント還元率は1%ですが、なるべくキャンペーンや『SPU』を利用して、もらえるポイントを増やすようにしています」(河村さん。以下同)「楽天西友ネットスーパー」は、注文商品の合計額が一定額以上の購入で配送料無料となる(注3)。まとめ買いをすることで送料無料にしやすくなる。また、「楽天西友ネットスーパー」では「あなたにおすすめ」機能があり、購入履歴からよく買うものをまとめて買い物かごに入れることができるため、毎回一から選ぶ必要がなく、手軽にお買い物ができる。他にも、キャンペーンを逃さないためのコツがあるという。

【注3:一部地域では送料無料サービスは実施しておりません】

「楽天市場ではまとめ買いをする商品を、あらかじめ買い物かごに入れておきます。そうすると、キャンペーンの実施にあわせて、スマホのプッシュ通知が来ます。また、買い物かごに入れておいた商品の割引クーポンの発行時や、大きなポイントバックがある『楽天スーパーDEAL』の対象になると、同様にプッシュ通知が来るので、買い時を逃さず購入することができます。買い物かごをリマインダーの代わりに使うわけです」

 小さい子供をもつ河村さん家族にとっては、ポイント還元以外のメリットも。リアルの店舗に買い物に行って、水や大きな食材などの重い商品を持ち帰るのは、かなりの負担となる。玄関先まで届けてくれる点も大いに助かっているという。

「あまり知られていませんが、電子書籍のまとめ買いもお得です。『楽天Kobo電子書籍ストア』では、1回1万円以上購入すると25%オフになるクーポンが使えます。読みたい本をリストアップしておいて、『5と0のつく日』にまとめて買っています」

勝手にポイントが貯まる仕組み作りが大事

 河村さんのポイ活の実績は、2021年は合計で約18万7000円分、2022年は10月までで約19万円分だとか。平均すると1か月間で約1万5000円分のポイントをゲットしていることになる。そうなると当然、毎月、かなりの買い物をしているように聞こえるが……。

「『SPU』のおかげです。私の『SPU』の倍率は、キャンペーンがない平常時でも、ほぼ10倍を超えています。『楽天カード』で支払っているため『5と0のつく日』なら12倍にもなります。こう言うと、楽天の社員だからと思われるかもしれませんが(笑)、『SPU』の条件は、『楽天市場』のアプリで買い物をするとか、『楽天カード』の引き落し口座を楽天銀行にするなど、実は、それほど高いハードルではありません。また、『楽天モバイル』を契約されている方であれば『SPU』は3倍までアップされますので、『5と0のつく日』で10倍を達成するのは難しくないでしょう」

 ポイ活を継続するコツは何だろうか。

「ポイ活というと、とにかくポイントを貯めることを優先するイメージがあるかもしれません。ですが、私の場合、意識しなくても勝手に貯まっていく感じです。例えば、コンビニエンスストアなどの街中の加盟店で支払いをするときは『楽天ペイ』を使います。あらかじめ『楽天キャッシュ』に『楽天カード』でチャージをしておくと、『楽天ポイントカード』加盟店なら支払いをするだけでポイントの3重取りができます。『楽天ペイ』で支払った方が、現金などよりもスムーズなので、いったんこれに慣れてしまったら後戻りはできません」

『楽天西友ネットスーパー』もそうだが、ポイント還元に加えて、サービスの利便性が高いので、無理をすることなく、自然と使い続けることになるという。最後に、貯まったポイントの使いみちは?

「『楽天カード』の支払いに充当します。公共料金や『楽天モバイル』の料金などが含まれるので、固定費の削減につながります。しっかりとポイントを貯めて、それを固定費の削減につなげる、このサイクルを回すことで、ウチの家計の負担はかなり軽減されていると思います」

 現在の物価の上昇は、まだまだ落ち着く気配は見られない。そうしたなかで、現役・楽天社員は楽天経済圏を賢く活用することで、自然と家計の負担を減らすことに成功している。使えば使うほどお得になるので、仕組みさえ作ってしまえば、あとは意識する必要なし。参考にしてみてはどうだろうか。(了)

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