*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:売り優勢か
本日の東証グロース市場250指数先物は、売り優勢の展開を想定する。前日25日のダウ平均は404.41ドル高の43386.84ドル、ナスダックは194.36pt高の20167.91ptで取引を終了した。トランプ大統領が次期連邦準備制度理事会(FRB)議長を早期指名するとの報道を受け、利下げ期待が再燃し、寄り付き後、上昇。金利低下が支援し、終日買いが先行した。金利安に加え、半導体のエヌビディア(NVDA)の上昇がけん引し、ナスダックも続伸、相場を一段と押し上げ、終盤にかけ上げ幅を拡大し、終了。上昇した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は、売り優勢の展開を想定する。パラボリックが陰転してから調整色を強めているが、4月中旬以来の25日移動平均線割れとなっており、短期的な売り圧力は強そうだ。昨日はセクターローテーションの動きが観測されたが、米国株やプライム市場との相関性が薄れており、外部環境の良さが株価に反映されない可能性もある。グロース市場に固有の悪材料はないものの、週末の持ち高調整にも留意したい。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比変わらずの738ptで終えている。
上値のメドは745pt、下値のメドは725ptとする。
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