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FiscoNews

【注目トピックス 日本株】マイクロアド Research Memo(5):2025年9月期中間期は大幅増収。好調な事業展開が続く(1)

*14:05JST マイクロアド Research Memo(5):2025年9月期中間期は大幅増収。好調な事業展開が続く(1)
■マイクロアド<9553>の業績動向

1. 2025年9月期中間期の業績概要
2025年9月期中間期の連結業績は、売上高が前年同期比15.5%増の8,185百万円、のれん償却費と株式報酬費を考慮した調整後営業利益が同20.5%増の513百万円、営業利益が同4.9%増の432百万円、経常利益が同4.9%減の397百万円、親会社株主に帰属する中間純利益が同91.5%減の27百万円となった。

主力事業である「UNIVERSE」及びコンサルティング事業のいずれにおいても売上総利益が増加しており、データプロダクト事業の売上総利益は、2024年11月に「デジタルサイネージ」を提供するMADSを非連結化したため2025年9月期第1四半期のみの取り込みとなったものの、前年同期比14.8%増加、コンサルティング事業の売上総利益も同11.0%増加するなど、両事業ともに順調な推移を見せた。生産性向上施策の一環として、オフショア開発拠点である中国子会社を清算しており、これに伴う費用として約44百万円が特別損失として計上されている。また、保有するログリーの投資有価証券についても減損を実施し、約149百万円の特別損失を計上した。

通期予想に対して売上高・各段階利益がいずれも想定を上回る進捗を見せており、好調な事業展開が継続している。中核事業である「UNIVERSE」に加え、海外事業も高成長を維持している。加えて、生産性向上に向けた取り組みによる売上総利益率の改善に加え、全社的なコスト削減施策が奏功し、収益基盤は拡大している。こうした状況を踏まえ、通期業績予想については保守的ながら上方修正を実施した。下期においては、引き続き生産性の向上を推進するとともに、新規事業にも注力する姿勢が示されており、さらなる業容拡大が期待されると弊社では見ている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 茂木稜司)

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