*17:12JST 東京為替:ドル・円は軟調、円安牽制をきっかけに円買い
4日の東京市場でドル・円は軟調。ドルの買戻しが先行し、一時154円48銭まで上昇。その後、片山財務相の円安牽制とみられる発言で円買いが強まり、主要通貨は対円で下落。午後は日本株の下げ幅拡大による円買いも加わり、153円33銭まで値を下げた。
・ユ-ロ・円は177円67銭から176円79銭まで下落。
・ユ-ロ・ドルは1.1498ドルから1.1533ドルまで値を上げた。
・日経平均株価:始値52,294.31円、高値52,636.87円、安値51,497.20円、終値51,497.20円(前日比914.14円安)
・17時時点:ドル・円154円
10-20銭、ユ-ロ・円177円70-80銭
【金融政策】
・豪準備銀行政策金利:3.60%(現行:3.60%)
【要人発言】
・ツシュディン・スイス国立銀行(SNB)理事
「当面、政策金利は適切な水準、このままで良い」
「必要な場合にのみマイナス金利を導入する」
・ブロック豪準備銀行(RBA)総裁
「利下げは検討せず」
「今回の金融緩和、過去よりも規模が小さい可能性」
「利上げは検討されていない」
「政策金利はほぼ中立に近い、会合ごとに判断」
・豪準備銀行(声明)
「物価安定と完全雇用を維持することが最優先」
「直近のデータ、経済に一定のインフレ圧力が残存している可能性を示唆」
「過去の利下げの効果が完全に波及するまでにはなお時間」
「慎重な姿勢を維持し、今後のデータを踏まえて見通しを更新する」
「引き続きデータや見通し・リスク評価の変化に注視して政策判断を行う」
・レーン・フィンランド中銀総裁
「将来の経済情勢に関する不確実性は依然として高い」
「リスクは下振れ方向に偏っている」
・ベッセント米財務長官
「トランプ米大統領は中国との良好な関係を構築」
「最高裁に出向き、関税の重要性を強調」
「インフレ率と金利は低下する見込み」
・高市首相
「賃金の上昇を伴った安定的な物価上昇の実現は道半ば」
「補正予算の規模、予め言及することは控える」
「責任ある積極財政の下、強い経済を作る」
「税率を上げず税収を増加させる」
「複数年度にわたる予算措置の検討を指示」
「城内経財相に経済対策の重点項目の取りまとめを指示」
・片山財務相
「為替、一方的で急激な動きがみられる、高い緊張感をもって見極めている」
【経済指標】
・特になし
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