*17:49JST メキシコペソ円今週の予想(11月4日) サンワード証券の陳氏
皆さん、こんにちは。今回は、メキシコペソ円についてのレポートを紹介します。
陳さんはまず、メキシコペソ円について、『メキシコ中銀の利下げ見通しが重石だが、円キャリートレードを背景に押し目買いが継続しよう』と述べています。
続けて、『30日に発表された第3四半期の国内総生産(GDP)速報値は、前期比0.3%のマイナス成長となった。前年比でも0.2%縮小し、コロナ禍だった2021年初め以来のマイナスとなった』と伝え、『メキシコ中央銀行が11月6日の金融政策決定会合で追加利下げを行うとの観測が高まった。利下げは冴えないメキシコ経済を後押しすることになり、ペソの下押し要因にはなりにくいだろう』と見解を述べています。
次に、『米連邦準備制度理事会(FRB)は、先週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、市場予想通りに政策金利を引き下げたが、パウエルFRB議長は、12月会合での利下げについては先走り観測を戒める姿勢を見せた。そのため、ドルは堅調に推移しており、メキシコ中銀が今週、利下げとなれば、ペソは対ドルで上値が重くなる可能性が高い』と述べ、しかし、『先週の日銀会合では政策金利が据え置きとなり、利上げに対しても積極的な姿勢が見られなかったことで円売りが進んだ。ドル円は8か月半ぶりの円安となり、ペソ円も下値を切り上げる展開となった。円キャリートレードが活発化する可能性があり、ペソ円は押し目買いが優勢となろう』と考察しています。
また、『メキシコのシェインバウム大統領は10月27日、トランプ米大統領と25日に電話会談し、米国との懸案の問題を巡り協議するために、両国は貿易交渉の期限を「さらに数週間」延長すると明らかにした。米墨の貿易協議の進展が期待されている』と伝えています。
メキシコペソ円の今週のレンジについては、『8.20円~8.50円』と予想しています。
参考にしてみてくださいね。
上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の11月4日付「メキシコペソ円今週の予想(11月4日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
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