*03:32JST NY外為:ドル続落、米10月人削減数大幅増加で利下げ観測再び高まる
NY外為市場でドルは続落した。米10月チャレンジャー人員削減数の増加が嫌気され、年内の利下げ確率が再び上昇。10年債利回りは4.14%付近から4.08%まで低下した。一方、連邦準備制度理事会(FRB)高官は依然、追加利下げに慎重。来年の連邦公開市場委員会(FOMC)の投票権を有するハマック米クリーブランド連銀総裁は「インフレは、労働市場よりも懸念だ」と依然タカ派姿勢を維持している。
長期金利低下でドル売りが強まり、ドル・円は153円64銭から152円83銭まで下落。ユーロ・ドルは1.1520ドルから1.1547ドルまで上昇し、10月末以来の高値を更新。ポンド・ドルは1.3080ドル下落後、1.3133ドルまで上昇した。
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