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FiscoNews

【注目トピックス 市況・概況】欧米為替見通し: ドル・円は戻りの鈍い値動きか、米雇用情勢悪化と円買いが下押し

*17:43JST 欧米為替見通し: ドル・円は戻りの鈍い値動きか、米雇用情勢悪化と円買いが下押し
10日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米国の政府機関閉鎖は解除に向かい、ドル買いに振れやすい。ただ、今週発表される米インフレ指標は鈍化が予想され、追加利下げへの思惑からドル買いは抑制されよう。

前週末の海外市場は米長期金利低下を背景にドル安に振れ、ユーロ・ドルは1.1590ドルまで値を上げ、ドル・円は153円付近に失速。米連邦準備制度理事会(FRB)当局者による利下げを緩やかに進める意向が材料視された。その後、米政府機関の一部閉鎖を巡る協議に前向きな動きが伝わると、ドル売りは一服した。週明けアジア市場で日経平均株価の堅調地合いで円売りに振れ、ドル・円は154円付近に浮上する場面があった。

この後の海外市場は米金融政策に思惑が広がりやすい。米政府機関閉鎖の解除に向けた期待がドル買いを支える一方、今週発表予定の米消費者物価指数(CPI)の伸び鈍化予想が重しに。インフレ指標が軟調ならFRBによる追加利下げ観測が再燃し、米金利の上昇余地は限られよう。また、トランプ政権の政策運営を巡る不透明感が残る中、積極的なドル買いは手控えられそうだ。さらに、日銀の今後の利上げ観測も引き続き意識され、円売りは後退しよう。

【今日の欧米市場の予定】
・特になし

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