*19:41JST ZETA---3Q売上高12.45億円、ZETA CXシリーズの収益が向上
ZETA<6031>は10日、2025年12月期第3四半期(25年1月-9月)連結決算を発表した。売上高が12.45億円、営業利益が1.55億円、経常利益が1.39億円、親会社株主に帰属する中間純利益が0.77億円となった。2024年12月期は決算期変更により2024年7月1日から2024年12月31日までの6ヶ月間の変則決算となっている。このため、対前年四半期増減率は記載していない。
同社グループは、CX改善サービス「ZETA CXシリーズ」の開発・販売に注力してきた。主にハイエンドのEC事業者に向けて、新規クライアントの開拓、及び既存クライアントへのクロスセル・アップセルが順調に推移し、またZETA CXシリーズの製品間のシナジー効果の上昇などもあり、ZETA CXシリーズの収益が引き続き向上している。国内のEC市場は引き続き二桁成長を続けていることもあり、そうした対象マーケットの成長も追い風となっている。
当第3四半期累計期間においては、第1四半期及び第2四半期におけるオフィス増床や人員拡充に伴う人件費などの販売管理費が増加したものの、両四半期ともに営業利益を計上した。当第3四半期においては、AI関連事業やリテールメディア広告などの成長領域に社内リソースを重点的に投入し、先行投資を実施したことに加え、季節要因による影響もあり、一時的に営業損失を計上した。
2025年12月期通期の連結業績予想については、売上高が21.00~23.00億円、営業利益が5.50~7.50億円、経常利益が5.50~7.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が3.57~4.87億円とする期初計画を据え置いている。
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