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FiscoNews

【注目トピックス 市況・概況】欧米為替見通し: ドル・円は伸び悩みか、心理的節目にらみ円安牽制を意識

*17:25JST 欧米為替見通し: ドル・円は伸び悩みか、心理的節目にらみ円安牽制を意識
13日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米政府機関の閉鎖は解決しつつあり、株高継続ならドル買い・円売り先行の見通し。ただ、155円台に浮上すれば、日本政府の円安牽制が意識され円売りは後退しそうだ。

前日の海外市場は米政府機関の再開期待を背景にドル買いが先行も、米金利安に振れるとドル売りに転じた。ユーロ・ドルは1.1560ドル台から1.16ドル付近に浮上し、ドル・円は一時155円台に上昇し約9カ月ぶりの円安水準を付けた後、154円台半ばに失速。本日アジア市場で日経平均株価の堅調地合いでリスク選好の円売りが強まる場面もあったが、日本株高は限定的で円売りは抑制され、ドル・円は154円半ばから後半で推移した。

この後の海外市場は米政府機関閉鎖の回避による安心感が残る一方、米連邦準備制度理事会(FRB)の政策方針を見極めたいとの思惑から新規のドル買いは限定的とみられる。米インフレ指標の発表延期で投資家は様子見姿勢を強めやすい。加えて、トランプ政権の政策運営に対する不安も根強い。ただ、高市政権が日銀の追加利上げに慎重姿勢を強めるとの観測が広がるものの、155円以上は日本の円安牽制が見込まれ、円売り後退ならドルの重石となろう。

【今日の欧米市場の予定】
・19:00 ユーロ圏・9月鉱工業生産(予想:前月比+0.8%、8月:-1.2%)
・22:30 米・10月消費者物価コア指数(9月:前年比+3.0%)
・22:30 米・先週分新規失業保険申請件数

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fisco

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