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FiscoNews

【注目トピックス 日本株】IDOM:初の個人投資家向け社債「Gulliver=IDOM債」を発行、機関投資家向け社債も同時発行、大型店積極推進

*14:19JST IDOM:初の個人投資家向け社債「Gulliver=IDOM債」を発行、機関投資家向け社債も同時発行、大型店積極推進
中古車の「ガリバー」を運営するIDOM<7599>は、個人投資家向け社債「Gulliver=IDOM債」の発行予定を発表した。SBI証券が単独引受にて募集販売を行う。発行総額は10億円、社債の金額は10万円。募集期間は2025年11月20日から2025年12月3日まで。利率は年2.15%~年2.75%、取得格付(予定)はBBB+(株式会社日本格付研究所)。あわせて、機関投資家向け公募社債の第2回債の発行が予定されており、個人投資家向け社債と機関投資家向け社債を同時に発行するのは業界初(同社調べ)となる。

現状、同社では企業価値向上の中核戦略として、整備工場を併設したガリバー大型店の新規出店を積極的に推進している。前期に過去最高を記録した小売台数の増加に加えて、アフターメンテナンスの提供により顧客接点を強化し、リピート顧客の増加を志向している。

これらの重点施策を実行していくため、銀行借入等に加えて社債発行を行うことで、資金調達の多様化と資本コストの安定化を図っていく。2024年に機関投資家向けに初の公募社債を発行し、同社は社債市場にデビューした。今回、初の個人投資家向け社債を発行し、改めて同社の事業内容について、機関投資家、個人投資家ともに幅広く周知を図ることで、社債のみならず株式投資への流入も期待される。

足もとの株価は上昇している。10月14日の2026年2月期 第2四半期(中間期)決算に先立ち、10日には通期業績予想を下方修正し、悪材料は出尽くし。上半期におけるオートオークション相場の価格変動への対応が充分でなく、主に小売台あたり粗利が減少した。下半期においては、主に大型店の小売台数が想定以上であることから、小売台数が当初の前提と比べて増加、小売台あたり粗利も当初の前提並みに回復しており、復調期待が高まっている。また、10月14日に一部報道等で憶測をされてた金融庁による業務改善命令等を受けておらず、その予定もないとの認識を示すプレスリリースもされている。

<HM>

fisco

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