*09:07JST 日経平均は459円安、寄り後はもみ合い
日経平均は459円安(9時5分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日中関係悪化による日本経済への影響が懸念され、投資家心理を重くした。さらに、19日に発表される米エヌビディアの8-10月期決算を見極めたいとして、引き続き積極的な買いを見送る向きもあった。一方、外為市場で1ドル=155円30銭台と、昨日15時30分頃と比べ60銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。また、日経平均は49,900円強に位置する25日移動平均線が下値支持線として意識されていることに加え、昨日の日経平均が小幅に下落したものの50,000円近辺で押し目買いが入る展開だったことから、相場の下値は堅いとの見方もあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均はもみ合いとなっている。
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