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FiscoNews

【注目トピックス 市況・概況】米国株見通し:伸び悩みか、今週の重要イベントにらみ

*13:44JST 米国株見通し:伸び悩みか、今週の重要イベントにらみ
(13時30分現在)

S&P500先物      6,812.50(-47.00)
ナスダック100先物  25,251.25(-230.75)

米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は220ドル安。米長期金利は底堅く、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。

前営業日のNY市場は主要3指数がそろって上昇。感謝祭翌日の短縮取引で薄商いのなか、ダウは289ドル高の47716ドルと5日続伸。早期利下げ観測が続き、ブラックフライデー商戦の本格化で小売株が目立った。インテルのアップル向けチップ供給見通しも好材料に。半面、エヌビディアなど半導体株には利益確定売りが出た。CMEグループで発生したシステム障害による取引混乱は限定的で、全体としては堅調な地合いを維持した。

本日は伸び悩みか。直近の上昇で高値警戒感が意識される一方、今月の連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利下げが決定されるとの期待が相場を支えている。今晩発表される11月ISM製造業景況感指数が改善すれば、消費関連や景気敏感株が選好される見通し。ただ、翌日に予定される連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演や今週公表予定の重要経済指標を前に、積極的な買いは手控えられやすい。買い一巡後は方向感を欠く相場展開が見込まれる。

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fisco

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