*12:40JST ランディックス: 25周年記念・通常優待が本日26日に権利取り期日、総還元で年率約5%
ランディックス<2981>の設立25周年記念優待・通常優待獲得が本日26日に権利取りの期日を迎える。
同社では1Qに続き2Q決算時には連続的な増配を発表しており、今期の配当予想を42円→47円(前期比+8円)とし、設立25周年の記念株主優待(15,600円相当のデジタルポイント)とした。合計利回りは4.66%(200株保有の場合、記念優待2.91%+通常配当1.75%)となる。また既存の通常優待「ランディックス・プレミアム優待倶楽部」(400株以上保有の場合)は別枠で実施となる点にも注目しておきたい。
6月には中期経営計画の数値と「在庫&景気変動リスクが大きい“フロー型不動産業者”認識からの脱却」という自社の立ち位置が明確にされ、かつ納得感のある内容を開示していたが、その達成に向けて順調な進捗を確認できる。
保守的に見積もっても、株価は上方への乖離がある。順調に推移している2026年3月期の当期純利益予想16.5億円に対して、その15倍は247.5億円であり、ネットキャッシュ▲60億円を差し引いていたとしても、現状の時価総額である152億円の23%上。
売上高のストック的な性質かつ高成長、自己資本比率で約40%という健全な財務体質、高ROEであることを考慮すれば、中計達成時(2028年3月期の売上高350億円、経常利益率10%)のPER15倍、時価総額で約300億円という計算は成り立つ。株価は現状から2倍だ。
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