*18:30JST 8日の中国本土市場概況:上海総合は大幅続伸、米イランの停戦合意でハイテク関連に買い
8日の中国本土市場は大幅続伸。主要指標の上海総合指数が前日比104.83ポイント(2.69%)高の3995.00ポイントで引けた。
米国とイランが2週間の停戦で合意したとの報道を背景に投資家心理が改善した。地政学リスクの後退が意識され、半導体や人工知能(AI)関連など成長分野への資金流入が続き、指数は大幅続伸で取引を終えた。一方で、エネルギー関連株は大幅安と軟調に推移し、指数の足かせとなった。米国とイランの2週間停戦の合意で原油供給の懸念が後退しているもようだ。
上海総合指数の構成銘柄では、ハイテク・AI関連や電子部品などの成長株が買われた。北斗星通信息技術(002151/SH)が5.45%高、蘇州哈曼自動化技術(688022/SH)が10.66%高、広州方邦電子(688020/SH)が10.5%高などと急伸したほか、杭州鋼鉄(600126/SH)が10.1%高、華遠地産(600743/SH)が10.1%高も上昇した。米イラン停戦の合意で投資家心理の改善を背景に、半導体や人工知能関連など値動きの良い分野へ資金が流入し、相場全体の上昇をけん引した。
半面、エネルギー・資源関連株に売りが集中した。中曼石油(603619/SH)が10.0%安、広匯能源(600256/SH)が9.6%安、蘇利股フン(603585/SH)が8.9%安、洲際油気(600759/SH)が8.2%安、内蒙古君正化工(601216/SH)が8.0%安、中国石炭能源(601898/SH)が5.8%安などと下落した。米国とイランの停戦合意を受けて原油関連の需給懸念が後退し、資源株から資金が流出したほか、指数上昇局面で成長分野へ資金がシフトしたことも重荷となった。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が2.01ポイント(0.76%)高の265.59ポイント、深センB株指数が11.68ポイント(0.98%)高の1199.68ポイントで終了した。
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