*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、中東にらみドル買いも円売りは抑制
21日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米国とイランの停戦期限を前に不透明感が広がり、ドルは売りづらい地合いに。一方、日銀の追加利上げ観測後退で円売りに振れやすいが、上値では為替介入への警戒感から円売りは抑制されよう。
前日は米国とイランの和平協議の行方を見極めるムードが広がるなか、NY原油先物(WTI)の失速を受けインフレ圧力の低下をにらみドル売りに振れた。ただ、ホルムズ海峡の航行を巡る報道でドル売りは一服。ユーロ・ドルは1.1790ドル付近で伸び悩み、ドル・円は158円50銭付近から159円台に持ち直した。本日アジア市場は日経平均株価が59000円台半ばに浮上し株高・円安に振れたものの、節目の水準が意識されドル・円は上値の重さが目立った。
この後の海外市場は米国経済と中東情勢を注視。今晩発表の米小売売上高は大幅改善が予想され、旺盛な消費が国内総生産(GDP)をけん引するとの期待感からドル買い材料になりやすい。ただ、停戦期限(米国時間22日夜)を前に米国とイランの和平協議の行方を見極めるムードが広がりやすい。原油相場の下げは一服し、ドルは売りづらい。一方、日銀の追加利上げ観測後退で円売りに振れやすいものの、160円台での為替介入が想定され、警戒感からドル・円の上値は抑制されそうだ。
【今日の欧米市場の予定】
・21:30 米・3月小売売上高(予想:前月比+1.3%、2月:+0.6%)
・23:00 米・2月企業在庫(予想:前月比+0.3%、1月:-0.1%)
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