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住まい・不動産
大島てる氏×大熊昭氏が語る事故物件のリアル
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《大島てる氏が解説》事故物件のプロも驚いた「殺人現場の跡地で死亡事故」の異様 土地が細かく分筆されるなかで「二重の事故物件」が生まれた経緯

大島てる氏

大島てる氏

 殺人事件や火災、自殺、孤独死などの舞台となった「事故物件」。それらの情報を地図上で可視化し、炎のアイコンで世に知らせ続けているのが、事故物件公示サイト「大島てる」だ。膨大な数の訳あり物件の情報を収集し、業界の表と裏を知り尽くす代表の大島てる氏に、これまで見てきたなかで「とくに衝撃的だった物件」を聞いた。

事件があった土地を分筆

 大島氏が強く印象に残ったという事案のひとつが、東京・板橋区で資産家夫婦が被害に遭った放火殺人事件の現場跡地での出来事だ。今から15年ほど前に、板橋区の広大な敷地に建てられた豪邸から出火し全焼。現場からは、この家に住む70代男性と60代女性の夫婦2人の遺体が見つかった。その跡地について、大島氏が説明する。

「相続税の物納後の国有地売却によって落札した不動産業者が更地にして分譲したのですが、なにしろ広大な土地だったので細かく分筆して、建売の戸建住宅を30軒近く建てたのです。

 こうして敷地を細かく分割すると、それぞれの住宅に新たな住居表示が割り振られてわけがわからなくなり、実際に事件が起きた住居表示と違うことを理由に事故物件と告知しない業者もいます。もちろん、このケースは有名な事件だったので知らない人がいたとは考えにくいと思いますが、事故物件の土地が分割されることはよくあります」

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