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「孤独な作業のモチベーションアップに…」SNSで勉強の様子を共有する「勉強垢」がトレンドに “映え”優先で勉強がおろそかにならないよう要注意

勉強にSNSをどう活用しているのか(写真:イメージマート)

勉強にSNSをどう活用しているのか(写真:イメージマート)

 参考書や問題集を広げ、キャンパスノートにびっしりと書き込み……。かつては個人的な行為だった「勉強」だが、昨今ではSNS上に自分が勉強する様子をアップし、他のユーザーと励まし合ったり、モチベーションを高め合ったりするというトレンドが生まれている。それが「#勉強垢」と呼ばれるアカウントだ。

「今日は朝5時起き!」と早朝に起きて勉強する様子を配信する者、問題集を解いて採点する様子を動画にする者──。そのスタイルはさまざまだが、こうしたトレンドは日本に限らず海外でも同様で、「#StudyTok」や「#Studygram」として定着しつつあるという。特に若い世代に人気の勉強垢だが、彼ら/彼女らは、勉強にSNSをどう活用しているのか。そのリアルな声を聞いた。

高校受験に励む中学生の投稿に刺激を受けた大学生

 都内の私立大学に通う女性・Aさん(20歳・経営学部)は、もともと勉強垢を見る側だった。ところが、次第に自分も勉強垢を開設したくなったという。

「最初は高校受験を頑張っている中学生の動画を何となく見ていただけなんです。美文字だし、静かに参考書を解いている動画が妙に癒しになって、ハマってしまいました(笑)。そこからいろんな人の勉強垢を見るようになって、他人が毎日コツコツ勉強しているのを見て、“自分は何もやっていないな”って思ってしまったんです」(Aさん)

 Aさんは、大学でも推奨されているという簿記3級を取ることに決めた。もともと、簿記にはまったく関心がなかったが、SNSで共有することでモチベーションが維持できるのではないか、と考えたそうだ。

「まず、大学生協で簿記3級のテキストを買って、それを記念すべき一つ目の投稿にしました(笑)。そこからは、机にスマホを固定して、30分ごとに区切って撮影して、『今日はこのページまでやったよ』『新しい用語を覚えるのが結構大変』みたいな感じで、キャプション入れたりしつつインスタ投稿するように。リール動画も投稿するようになりました」(同前)

 アカウントのフォロワーは数十人程度だというが、「誰かに見られている」ということがよい意味でのプレッシャーになり、現時点では勉強を続けられているという。

「タイマーは画面に映るように置いていて、合計時間も最後にスクショで載せます。誰かに見られていると思うとサボれないので、めんどうくさくても続けていますね。フォロワーはあまりいなくても、『#勉強垢』とタグをつけると見てくれる人もいるし、みんな優しいから『一緒にがんばりましょうね~』って中学生や高校生がコメントをくれたりします(笑)」(同前)

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