*19:08JST 30日の香港市場概況:ハンセン指数は反落、休場前に消費関連の売りが目立つ
30日の香港市場は反落。主要93銘柄で構成されるハンセン指数が前日比145.66ポイント(0.63%)安の22881.02ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が47.04ポイント(0.62%)安の7558.30ポイントと反落した。
中国景気の先行き不安が払しょくできず、消費関連株を中心とした売りが広がった。また、あす7月1日は香港特別行政区の設立記念日で休場となるため、持ち高調整も相場の重しとなった。一方で、6月の中国の製造業と非製造業の購買担当者景気指数(PMI)が市場予想を上回ったことに加え、人工知能(AI)産業の支援方針や米ハイテク株高を手掛かりに、ハンセン科技指数は1.8%逆行高と底堅さを示した。中東情勢を巡る不透明感も売買を慎重にさせたが、指数全体では下値を急速に切り下げる展開とはならず、強弱材料が交錯する中で方向感を欠く値動きとなった。
セクター別では、消費銘柄が安い。農夫山泉(9633/HK)が8.4%安、中国蒙牛乳業(2319/HK)が4.3%安、老鋪黄金(6181/HK)が5.3%安で引けた。また、航空株など旅行関連も売られた。中国東方航空(670/HK)が6.0%安、中国国際航空(753/HK)が4.3%安、中国南方航空(1055/HK)が2.6%安、携程集団(9961/HK)が3.6%安で引けた。
ほかに、銀行セクターもさえない。中国工商銀行(1398/HK)が2.9%安、交通銀行(3328/HK)が2.5%安、中国建設銀行(939/HK)が2.1%安で引けた。
半面、半導体セクターは逆行高。ASMPT(522/HK)が10.0%高、上海天数智芯半導体(9903/HK)が9.9%高、中芯国際集成電路製造(981/HK)が5.4%高で取引を終えた。ハイテク株も物色された。深セン市兆威機電(2692/HK)が7.3%高、上海曦智科技(1879/HK)が6.7%高、藍思科技(6613/HK)が6.1%高で引けた。
中国本土市場は続伸。主要指標の上海総合指数は前日比0.50%高の4094.40ポイントで取引を終了した。
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