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FiscoNews

【注目トピックス 市況・概況】半導体・AI関連株が値を崩し一時61000円台に下落【クロージング】

*16:44JST 半導体・AI関連株が値を崩し一時61000円台に下落【クロージング】
28日の日経平均は急落。2566.27円安の62364.92円(出来高概算25億9000万株)と終値ベースでは5月21日以来約2カ月ぶりに62000円台に下落して取引を終えた。人工知能(AI)の巨額投資に対する懸念などから前日の米国市場で半導体・AI関連株が売られた流れを引き継ぎ、東京市場でもテック株が下げを主導した。また、韓国市場でもサムスン電子やSKハイニックスが急落し、韓国総合株価指数(KOSPI)が急落したことも響き、日経平均は後場取引開始直後には61923.60円まで下押しした。その後は押し目を拾う動きもあり、下げ幅をやや縮めたものの、先行き不透明感は拭えず戻りの鈍さが意識された。

東証プライム市場の騰落銘柄数は、値下がり銘柄が1000を超え、全体の6割超を占めた。セクター別では、小売、空運、陸運、輸送用機器など11業種が上昇。一方、非鉄金属、電気機器、金属製品、ガラス土石など22業種が下落した。指数インパクトの大きい銘柄では、ファーストリテ<9983>、コナミG<9766>、KDDI<9433>、中外薬<4519>が堅調だった半面、ソフトバンクG<9984>は相対的には底堅かったものの、アドバンテス<6857>、東エレク<8035>、キオクシアHD<285A>の下げがきつく、この4銘柄で日経平均を約1809円押し下げた。

前日の米国市場では主要株価指数は高安まちまちだったものの、米エヌビディアによるオープンAI向けの巨額資金保証が報じられ、AI業界の資金循環に対する懸念からSOX指数は2%を超える下落となった。東京市場でも主力の半導体・AI関連株中心に下げが目立った。また、米ネットメディアが「中国が国産DUV(深紫外線)露光装置の量産を開始した」と報じたことをきっかけに、米国市場では蘭露光装置大手のASMLが急落したことも投資家心理を悪化させたとみられる。一方、富士通<6702>やNRI<4307>などに物色がみられたほか、自動車などの割安株やディフェンシブ性の高い医薬品株の一角などにも引き続き資金が向かった。

日経平均は6月25日に記録した終値ベースの史上最高値(72366.34円)から1カ月あまりで1万円超下落した。下値のめどとみられた75日移動平均線を下抜けたため、次は週足の一目均衡表の基準線である61695円を死守できるのかが注目されそうだ。また、あす午前9時にはSKハイニックスが決算発表を予定しているため、決算を受けた韓国市場の動きも気がかりで不安定な値動きが目先は続きそうだ。

<CS>

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