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【注目トピックス 日本株】クリヤマホールディングス株式会社:2026年12月期中間決算説明会文字起こし(5)

*09:35JST クリヤマホールディングス株式会社:2026年12月期中間決算説明会文字起こし(5)
クリヤマホールディングス<3355>

こちらは、セグメント別の進捗と振り返りでございます。
まず、産業資材事業については、農機・建機メーカーにおける生産台数の増加を背景に販売が堅調に推移しているなか、2025年4月にグループ化したミトヨの統合効果が年間を通じて寄与する形となり、着実に効果が表れてきております。
次に、スポーツ・建設資材事業では、文教施設・鉄道関連の改修需要を着実に取り込むことで、タラフレックスをはじめとするオリジナル製品の受注が拡大しております。
今後は、工事受注比率の拡大に向けた体制整備を継続してまいります。
最後に、ホース事業です。北米では、底堅い需要の取り込みに加え、販売価格の見直しにより、採算改善に寄与してきております。また、消防用ホースの米国国内製造に向けた立ち上げ準備を進めており、新たな成長機会として期待しております。

こうした振り返りを踏まえ、KMP Action1の後半では、4つの施策を軸にAction2での成長加速につながる土台づくりを進めてまいります。
1つ目は「Volume」販売量の拡大です。
拠点・技術・供給体制の連携を強化し、数量成長につなげてまいります。
2つ目は「Value」製品優位性と生産性の向上により付加価値を高め、稼ぐ力そのものを強化してまいります。
3つ目は「Synergy」ミトヨ社との統合効果を単なる規模拡大にとどまらず、事業成長を加速させる相乗効果へとつなげてまいります。
4つ目は「Capital」3年間で合計200億円以上の資本配分を着実に実行し、これらの施策を支える経営基盤を整えてまいります。
次ページ以降で、それぞれの内容についてご説明いたします。

1つ目の施策「Volume」販売量の拡大、北米消防用ホース市場への本格参入についてです。
当社は、欧州事業で長年培ってきた消防用ホースの技術力と経験を活かし、北米事業において製造・組立体制の構築を進めております。
北米の消防市場は、自国生産品への需要が強い市場であり、参入には供給体制の整備が極めて重要となります。そのため、単に製品を販売するのではなく、現地生産・現地供給体制そのものを競争優位の源泉として確立してまいります。
欧州の技術と北米の拠点体制を掛け合わせることで、この市場へ本格的に参入し、将来的な販売量の拡大につなげてまいります。

2つ目の施策「Value」製品優位性と生産性の向上による「稼ぐ力」の強化についてです。
当社は、差別化された製品を創出する力とそれを持続的な利益につなげる力、その両方を高めることが重要であると考えております。
この考え方のもと、産業資材事業ではメーカー比率の拡大、スポーツ・建設資材事業では機能性や施工性の向上、北米ホース事業では製造機能の強化、欧州・南米・オセアニア事業では地域ニーズに適応した製品の開発を進めております。
そして、これら4つのセグメントを横断的に支える基盤が、2026年5月に開設した「クリヤマR&Dセンター」です。
同センターを中心に国内外の人財と技術を結集し、新製品・新素材の開発、製品の機能検証、さらには生産性向上に向けた技術基盤の強化を進め、中長期的な収益力の向上につなげてまいります。

3つ目の施策は「Synergy」ミトヨ社との統合効果の最大化についてです。
クリヤマとミトヨの統合を起点に、5つの相乗効果が広がり始めております。
現在地は、Action1後半にあたる「具体化・案件化」のフェーズです。基盤づくりを終え、5つの取り組みがそれぞれ具体的な案件として動き出している段階でございます。
1つ目は「顧客」です。農機・建機とトラック、双方の顧客への、提案を開始しております。
2つ目は「製品」です。尿素SCRセンサーと周辺部材、ゴム・樹脂製品等を組み合わせた自社パッケージ化・自社ブランド化を進めております。
3つ目は「エリア」です。中国・タイの拠点を活用し、両地域での事業活動が活発化しております。
4つ目は「生産」です。内製化や組付け工程の取り込みにより、メーカーとしての機能を強化しております。
5つ目は「新分野」です。環境対策商材の取り扱いを新たに開始しております。
そして、これら5つの取り組みを支えているのが「人財」でございます。
これまでにない多様なキャリアや知見を持つ人財が各分野で相乗的に活躍しており、5つの取り組み全体を下支えする基盤となっております。
収益貢献の本格化は2028年以降のAction2を見込んでおり、それまでの間、着実に案件を進捗させてまいります。

クリヤマホールディングス株式会社:2026年12月期中間決算説明会文字起こし(6)に続く

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