*11:08JST ドリーム・アーツ Research Memo(8):デジタルの民主化を基本に市民開発の認知向上と顧客基盤拡充図る(1)
■ドリーム・アーツ<4811>の中期経営計画
1. 中期経営計画の概要
2025年8月に中期経営計画(2026年12月期~2028年12月期)を公表した。2025年12月期に成長に向けた経営基盤を整えたうえで、2028年12月期に売上高10,000百万円突破を目指す。大企業における業務システム開発の主流が、IT人材の不足から現場によるノーコード開発にシフトすることを見据えて、2028年12月期末までに1,000名以上の大企業・大組織における導入シェア10%超を目指す。母数は約3,700社あり、2026年12月期初の計画における導入社数200社から2028年12月期には380社を目指す。年平均60社の新規導入を目指し、顧客基盤を拡充する。「SmartDB」を成長エンジンとしたオーガニックな成長による売上高の基本計画を8,700百万円としており、M&A機会の模索により10,000百万円超まで売上高を上積みする。
営業利益の基本計画は2,000百万円、営業利益率約23%としており、M&Aにより営業利益率を維持し利益を上積みする。売上高の基本計画8,700百万円のうちホリゾンタルSaaSの売上高は6,290百万円で、CAGR(年平均成長率)は約21%である。また、同社はホリゾンタルSaaSの前受金モデル(導入時に一定期間の前受金を受け取り、契約負債に計上する)を通じて売上発生前に資金を確保できることと、利益成長の相乗効果により安定的なキャッシュ・フローを創出しており、機会があればいつでもM&Aに投資できる強みがあり、M&A案件のソーシングをさらに積極化する方針だ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 若杉 孝)
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