*08:25JST 米AI関連企業の信用不安の再燃を嫌気した売りが波及しリスク回避の動きへ
[本日の想定レンジ]
16日のNYダウは175.28ドル安の52002.41ドル、ナスダック総合指数は573.00pt安の2
6140.03pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比1595円安の63925円だった。19日は、人工知能(AI)投資を巡る先行き不透明感から関連銘柄への売りが膨らみそうだ。16日の東京市場は、直近の大幅な下げの反動から半導体・AI関連株中心に幅広く買い戻しの動きが先行し、日経平均は7営業日ぶりに大幅に反発した。ローソク足は小陽線を形成したが、下落中の25日移動平均線(66440円)に届かず、戻り売りの強さをうかがわせた。16日の米国市場では、主要株価指数がそろって下落した。AI投資の採算性を巡る不透明感から15日には持ち直していたAI向けクラウドサービス大手コアウィーブが11%超下落し、同社の信用不安が再燃すると、ほかのAI関連株にも売りが波及。なかでもSOX指数は4%近く下落した。また、地政学リスクも相場の重しになった。15日のウクライナによる大型ドローン攻撃で、ロシア中部リャザニ州にある製油所の一次原油蒸留装置の一つが操業を停止したと伝わったほか、中東地域では、イランとイエメンの親イラン武装組織フーシ派がサウジアラビアの重要拠点やホルムズ海峡を通航する船舶を狙った攻撃を強化したため、エネルギー供給途絶の可能性が改めて警戒された。米原油先物相場は1カ月ぶりの高値となる1バレル=101.41ドルと再び100ドルの大台を突破し、これも市場の懸念要因となった。ナイトセッションの日経225先物は63630円と急落しており、19日の東京市場は、半導体・AI関連株中心に値を消す銘柄が増えることになるだろう。特に巨額の負債を抱えながらAI投資を進めるソフトバンクG<9984>などには資金調達コストが上昇する影響が波及する恐れがあり、株価の下落が信用力への懸念をさらに強める悪循環に陥ることが警戒される。ただ、AIの中長期的な成長性や急ピッチの下落の反動から買い戻しの動きも想定されるが、AI投資の採算性に対する懸念が残るなかでは、限定的と予想される。上値のめどは、心理的な節目の66000円、25日移動平均線の66440円、75日移動平均線の66490円、心理的な節目の67000円。下値のめどは、9月14日の安値62726円や心理的な節目の62000円、61500円、200日移動平均線の61117円などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限65000円-下限63000円
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