*06:08JST NY株式:NYダウは11.89ドル高、AI過剰投資への懸念が再燃
米国株式市場はまちまち。ダウ平均は11.89ドル高の52867.98ドル、ナスダックは694.00ポイント安の26008.86で取引を終了した。
対イラン攻撃再開にともなう原油高を警戒し、寄り付き後、下落。ソーシャルテクノロジー会社のメタ・プラットフォームズ(META)や電気自動車メーカー、テスラ(TSLA)決算を受け人工知能(AI)過剰投資への懸念が再燃しハイテクが売られ、ナスダックは、大幅続落となった。年内の追加利上げ観測後退で長期金利が低下し、セクターローテーション取引も目立ち、ダウは終盤にかけてプラス圏を回復し、まちまちで終了。セクター別では家庭・パーソナル用品が上昇した一方、半導体・同製造装置が下落した。
銀行のピナクル・ファイナンシャル・パートナーズ(PNFP)は第3四半期決算で調整後の1株当たり利益が予想を上回り、上昇。消費財メーカーのプロクター・アンド・ギャンブル(PG)は第1四半期決算で、逆風の中でも生活必需品への需要が強く、調整後の1株当たり利益が予想を上回ったほか、通期の見通しも据え置き、上昇した。ディスカウント小売のウォルマート(WMT)は他社のAIエージェントサービス承認で売り上げ増期待に、上昇。
ソーシャルメディアのフェイスブック(FB)運営のメタ・プラットフォームズ(META)は四半期決算が記録的に強い内容となったが、同時に、AI関連の設備投資計画を引き上げ、過剰投資が警戒され同社の債務不履行に備える保証コスト、クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)が過去最高水準近くに達したことが警戒され、売られた。クラウドインフラストラクチャテクノロジー会社のコアウィ―ブ(CRWV)は半導体エヌビディア(NVDA)のファン最高経営責任者(CEO)や投資会社のブラックストーンなどが需要の強さを強調し擁護したものの、巨大負債への警戒感が払しょくされず、続落。電気自動車メーカー、テスラ(TSLA)もAIへの過剰投資が警戒され、下落。
デジタル・ソリューション・プロバイダーのウエスタンデジタル(WDC)は取引終了後に四半期決算を発表。内容が予想を上回ったほか増配発表で、時間外取引で買われている。
(Horiko Capital Management LLC)
<YY>