*08:25JST 米AI関連株高を背景に買い戻しの動きへ
[本日の想定レンジ]
26日のNYダウは146.42ドル高の52361.58ドル、ナスダック総合指数は214.04pt高の2
6169.38pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比640円高の62840円だった。米人工知能
(AI)開発会社アンソロピックが新規株式公開(IPO)に向けた手続きが進み、他のAI関連株の見直し買いにつながったことから、27日の東京市場は半導体・AI関連株中心に買い戻しの動きが強まりそうだ。26日の東京市場は、原油高騰を背景にした23日の米国株安を映して人工知能(AI)関連株中心に売りが先行し、日経平均の下げ幅は一時600円近くに達した。ただ、下値では押し目買いや値頃買いなどが入り、下げ幅を縮めた。ローソク足は、上ヒゲを伸ばして陰線を形成し、売り圧力の強さをうかがわせた。26日の米国市場は、アンソロピックがIPOに向けた目論見書を証券取引委員会(SEC)に提出したと発表したことが投資家心理を上向かせ、主要株価指数はそろって上昇。エヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイセズ、アプライド・マテリアルズがいずれも2%超上昇したほか、マイクロソフトやアマゾン・ドット・コムも値を上げた。なかでもSOX指数は3%近く上伸し、ナイトセッションの日経225先物は一時63000円台を回復するなど反発しており、27日の東京市場は、半導体・AI関連株中心に値を上げる銘柄が増加しそうだ。ただ、米宇宙企業スペースXのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が「AI向けクラウドサービスに特化したネオクラウド業界は大幅な再編や倒産に直面する可能性がある」と発言したと伝わったことから、ネビウスグループやアプライド・デジタルなどネオクラウド企業の株価は下落しており、新興AI企業の信用リスクに対する懸念は拭えていない。また、アルファベットなどハイパースケーラー(大規模クラウド事業者)が巨額の設備投資に見合う収益を確保できているのか確認したいと考える投資家が多いほか、国内でもアドバンテス<6857>など国内AI企業の決算を見定めるまでは積極的に上値を買い上がるのは難しいとみる向きも多く、買い一巡後は様子見ムードが強まることが想定されよう。上値のめどは、5日移動平均線の63297円や心理的な節目の64000円、
65000円、66000円。下値のめどは、200日移動平均線の61524円、心理的な節目の61000円、7月29日安値の60448円、心理的な節目の60000円などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限63300円-下限62300円
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