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FiscoNews

【注目トピックス 日本株】シンバイオ製薬—3Qは研究開発投資を加速、BCVのグローバル第3相試験が順調に進展

*15:43JST シンバイオ製薬---3Qは研究開発投資を加速、BCVのグローバル第3相試験が順調に進展
シンバイオ製薬<4582>は、29日、2026年12月期第3四半期(2026年1月-9月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比25.6%減の7.22億円、営業損失が48.70億円(前年同期は33.39億円の損失)、経常損失が48.49億円(同35.38億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が48.79億円(同35.65億円の損失)となった。トレアキシンの売上高は薬価改定および後発品浸透の影響を受けた一方、研究開発費は同61.9%増の39.68億円と、成長に向けた投資を積極化している。

事業の中核であるブリンシドホビル(BCV)では、造血幹細胞移植後アデノウイルス感染症を対象とする注射剤のグローバル第3相臨床試験が、2026年3月の米国での初回患者登録以降、10月22日時点で41症例まで進展した。EUでの新薬承認申請は2028年下半期を予定し、欧州を中心とした戦略的パートナーの選定にも着手した。脳神経変性疾患領域では、NIH主導のPMLを対象とした第2相臨床試験の症例登録が10月15日時点で11件となったほか、多発性硬化症の新規治療法について米国保健福祉省から独占的ライセンスを取得し、パートナリング活動を本格化した。超高感度イムノクロマト技術を基盤とするIVD事業でも、事業化に向けた提携交渉が進んでいる。

2026年12月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比197.5%増の38.91億円、営業損失が42.31億円、経常損失が42.91億円、親会社株主に帰属する当期純損失が43.31億円とする期初計画を据え置いた。第3四半期累計の純損失は通期予想を5.48億円上回っているが、通期で見込むパートナリング収入が未計上であることが主因で、現在複数の相手先と交渉中としている。なお、同社は第3四半期末で債務超過となっており、継続企業の前提に関する重要な不確実性が存在すると認識しているが、エクイティ・ファイナンスやパートナリングによる資金確保、経費削減等の施策を進めている。

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