投資

米景気後退懸念あるが一方的なドル高・円安考えにくい

 すでに、FRBの複数の委員は、「米経済はすでに完全雇用、もしくはそれに近い状態」であるとコメントしており、景気拡大はピークにある可能性は高い。利上げ論議をしているうちに、景気後退局面に転じるリスクが意識される場面が出てくるのではないか。

 となれば、日米金利差拡大によるドル高/円安シナリオは完全な修正を迫られることになる。私は、2016年12月から2017年末にかけての間では、利上げは2回しかできないのではないかと予想している。

※マネーポスト2017年新春号

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