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【ドル円週間見通し】ドルは下げ渋りか 今週発表の米経済指標にも注目

・9月4日-8日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。

○(欧) 7月ユーロ圏小売売上高 6日(水)午後6時発表予定
・予想は、前月比-0.3%
 参考となる6月実績は前月比-0.3%。自動車燃料は増加したが、食品・飲料が減少。7月については個人消費の拡大は確認されていないため、6月に続いて減少する可能性がある。

○(米)7月貿易収支 6日(水)午後9時30分発表予定
・予想は、-675億ドル
 参考となる6月の貿易収支は輸入金額の減少によって赤字幅は655億ドルにとどまった。7月については、輸出入額の増加は予想されていないため、貿易赤字幅は6月実績との比較で若干縮小する可能性がある。

○(米)8月ISM非製造業景況指数 6日(水)午後11時発表予定
・予想は、52.3
 参考となる7月実績は52.7と6月実績の53.9を下回った。企業活動の拡大ペースは減速している。8月は雇用、新規受注の改善が期待できないことから、節目の50を超えるものの、7月実績をやや下回る可能性がある。

○(日)4-6月期国内総生産改定値 8日(金)午前8時50分発表予定
・予想は、前期比年率+5.6%
 参考となる一次速報値は前期比年率+6.0%の高い伸びを記録。国内総生産の実額は過去最高となったが、個人消費の伸びはマイナスとなった。改定値については個人消費が上方改定される可能性は低いため、企業の設備投資が上方改定されない場合、速報値と同水準または、若干の下方修正が予想される。

○その他の主な経済指標の発表予定
・5日(火):(豪)豪準備銀行政策金利発表、(欧)7月ユーロ圏生産者物価指数
・6日(水):(豪)4-6月期国内総生産、(加)カナダ中央銀行政策金利発表
・7日(木):(中)8月貿易収支、(豪)7月貿易収支、(欧)4-6月期域内総生産確定値
・8日(金):(日)7月経常収支、(加)8月失業率

【予想レンジ】
・143円50銭-147円50銭

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