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家計

私たちが服を実店舗でなくネット通販で買う理由 「試着時の店員対応への苦手意識」は意外と大きな問題

試着が苦手な人もいる(イメージ)

試着が苦手な人もいる(イメージ)

 ネットでも服を購入できる時代。服を選ぶ際には実店舗での試着というステップが欠かせないという人がいる一方で、特に若い世代を中心にネットで購入する人たちも増えている。その理由のひとつとして、「試着時の店員とのやりとりが苦手だから」という声も目立つ。服購入時の試着のどこに苦手意識を持っているのか。リアルな声を集めた。

「サイズいかがですか?」を警戒

 IT企業勤務の20代女性・Aさんは、店舗での試着は「焦って緊張する」という。

「サイズ感や着心地を確かめるなら、試着して買うのがベストですよね。ただ、店員から途中で、『サイズいかがですか?』『出てこられますか?』などと聞かれるんじゃないかと焦って、緊張感で汗が出ることもあります。試着した状態を見られるのも正直恥ずかしい」

 試着時の対応が億劫で次第に店舗に足を運ばなくなったAさんだが、最近はAmazonで服や靴を買うようなった。

「普段からAmazonを利用しているのですが、プライム会員向けに、試着後に購入するか返品するか決められるサービスの存在を知りました。最大4点まで注文し7日間まで試着OKで、気に入ったものだけ購入し残りは返品できます。

 サイズ感や色合いだけでなく、手持ちの服との相性も考慮できるので、店舗で購入する必要がなくなりました。店舗で試着して購入したのに、家に帰ったらイメージと違うといったこともありましたからね」(Aさん)

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