家計

「何かお探しですか?」ショップ店員の声かけが苦手な人たちの叫び

洋服ショップの店員に声をかけられるのが、なぜ苦手なのか?(イメージ)

洋服ショップの店員に声をかけられるのが、なぜ苦手なのか?(イメージ)

 洋服ショップで商品を見ていて、「何かお探しですか?」と店員に話しかけられた時、ちょっとうっとうしく感じてしまう人もいるようだ。実際、株式会社fitomによる全国の20~30代の女性500名を対象に実施した「女性の洋服の購入に関する調査」(12月3日に発表)によると、「店頭でショップ店員に声をかけられることに抵抗を感じる」と回答した人は8割以上にのぼっている。

 なぜ、ショップ店員に話しかけられるのが嫌なのか。店員側の気遣いやサービスだとわかっていても、不満や抵抗を感じるポイントは人それぞれ異なるようだ。

「洋服を買いに行く時は、大きいヘッドフォンをして、『話しかけないで』オーラを放ちながら入店します」

 そう語るのは、Webサービス企業に勤務する20代の男性・Aさんだ。基本は店員があまり話しかけて来ないファストファッションの店によく行くが、そうでない場合は「気合いを入れる必要がある」というほど、苦手意識を持っているという。

「店員さんに話しかけられると、逃げたい衝動に駆られてしまうんですよね。ちょっと距離を置いても、追いかけるように距離を詰めてくる店員さんもいる。察して欲しい……。たぶん、僕は自分のタイミングで、店員さんと話をしたいんだと思います」(Aさん)

 とはいえ、本当に買いたい時は買う。その際に理想の店員に遭遇したこともあったというAさん。適切な距離感と押し売りがない点が気に入ったそうだ。

「その店員さんは、僕が入店後、『何かありましたらお声かけください』と言ってから、服をずっと見ていても、話しかけて来ませんでした。試着したいと思い、視線を飛ばすと来てくれて、こちらの要望や質問をしっかり聞いてくれ、適切に応えてくれました」(Aさん)

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