【山形県米沢市のふるさと納税】市長が語る“米沢愛”「米沢牛だけにとどまらず、自然・町・人・もの・食すべてが魅力的なところです」

米沢市のふるさと納税返礼品の「米沢牛ローストビーフ」。商品提供：（株）米沢牛黄木　

写真6枚

　寄附することで、返礼品として全国各地の名産品が楽しめるふるさと納税。ついつい返礼品の善し悪しで選んでしまいがちだが、本来は自治体への“応援”を意味するもの。町の魅力を知ってこそ応援の気持ちが湧いてくるはず。今回は、7つの市や町の首長にイチ押しのふるさと納税返礼品について教えてもらった。第6回は山形県米沢市の中川勝市長が登場する。【全7回の第6回。第1回から読む】

米沢を「第二のふるさと」にしてほしい

「真っ先に“米沢牛”を思い浮かべる方が多いと思いますが、それだけにとどまらず、米沢は自然・町・人・もの・食すべてが魅力的なところです。上杉の城下町として発展した歴史を持ち、市民は上杉鷹山公の名言“為せば成る”がモットーの努力気質なんですよ」と、“米沢愛”語りが止まらない、山形県米沢市の中川勝市長。

　現に、米沢は日本屈指の温泉天国で、大学が3つもあり、東北でも有数の工業都市として知られ、酒蔵も点在……といくつもの顔を持っている。今後はこの多様性を生かし、米沢ブランドの向上により力を注いでいきたいと続ける。

「寄附金を活用してだれもが居心地のいい町づくりを行うことで、市民はもちろん、応援くださった方々に還元していけたら。米沢をぜひ、日本中のみなさんの“第二のふるさと”にしてほしいですね」

四季の移ろいを肌で感じる、歴史情緒あふれる町の返礼品

【寄附額30000円】米沢牛ローストビーフ300g×1本（冷凍）、ソース付き
　米沢牛のおいしさを知り尽くした老舗専門店が製造。きめの細かい霜降りと、口の中に入れたとたん溶けて香りが広がる上質な脂の味わいを大切にするため、塩・こしょうのみでシンプルに味つけされている。「やわらかくジューシーで、赤身からもほんのり上品な甘みが感じられます。ちょっと厚めにスライスして、ステーキ風に食べるのもいいですよ」（中川市長）

【寄附額13000円】おいしん棒16本入り（フレーバーはおまかせ）
　市内で四代続く菓子店「梅花堂」の名物で、しっとりフィナンシェをスティック状に焼き上げたもの。定番のプレーンや栗、紅茶などに加え、ゆずなど季節限定ものまで、全16種類の味から選りすぐりを楽しめる。

【寄附額330000円】NEC LAVIE Direct N15 Slim-（2）（パソコン）
　15.6型ワイド LED液晶メモリ 8GB SSD 256GB Windows11 2023年7月発売モデル
NECの事業所がある米沢市は、日本のノートパソコン発祥の地。それが縁で米沢産のパソコンが返礼品に登場、大きな反響を得ている。NECのパソコンはストレージや静音性に優れ、読み書き速度が速いSSDを採用したモデルが多く、初心者からプロまで幅広く愛用されている。