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【プロ野球契約更改の裏側】阪神では近本3.2億円、大山2.8億円と軒並み大昇給 選手の年俸を決める「査定表」にはどんな項目があるのか

今季、大ブレイクした村上頌樹も大幅アップで満面の笑み

今季、大ブレイクした村上頌樹も大幅アップで満面の笑み

 日本一になった阪神タイガースの、景気がいい契約更改報道が続いている。近本光司が1億5000万円アップの3億2000万円で契約更改した(金額は推定、以下同)。入団6年目の外野手ではオリックスの吉田正尚の2億8000万円を超える球界史上最高額となった。主砲の大山悠輔は年俸1億3000万円から1億5000万円アップの2億8000万円でサインしている。

 佐藤輝明は6500万円アップの1億5000万円、木浪聖也は5000万円アップの7100万円での契約更改だ。日本一に貢献した選手は軒並み2000万~3000万円のアップとなっているが、今季大ブレイクした村上頌樹は今季の年俸700万円から6000万増の6700万円。昇給率は実に857%となった。契約更改での評価の方法について阪神担当記者はこう明かす。

「阪神の場合、球団本部の査定担当者が選手のはたらきを数字として弾き出していく。査定担当者は260にもわたる『査定項目表』に従ってチェックしていきます。代打、代走、守備固めなどまで含めて試合にどのように関わったかをはじめ、進塁打、バント成功等、様々な項目が設けられている。貢献すればプラスとなり、手痛いミスをしたらマイナスがつく。選手に提示する年俸の額は事前に会議で決めて、オーナーの許可も取るものです」

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