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【春は北陸に応援旅行】JRから私鉄まで「3つの割引きっぷ」を完全解説 北陸応援割の開始前から利用できる

3月16日には北陸新幹線の金沢~敦賀間の延伸も控えている(写真:イメージマート)

3月16日には北陸新幹線の金沢~敦賀間の延伸も控えている(写真:イメージマート)

 元日に発生した能登半島地震を受け、観光庁の主導ですすめられているのが北陸応援割だ。3月中旬からゴールデンウィーク前まで実施の予定(石川県は開始時期が遅れる可能性を馳浩・石川県知事が言及)で、ツアー代金や宿泊費が最大50%還元となる。

 これとは別にこの冬から春にかけて、このところ矢継ぎ早に3つの割引きっぷが発売された。その概要と使い方を考察してみたい。

【1】JR東日本「北陸応援フリーきっぷ」は2万円で4日間乗り降り自由

・名称:北陸応援フリーきっぷ
・発売期間:2024年2月15日~3月11日(利用開始前日までの発売)
・利用期間:2024年2月16日~2024年3月12日出発分まで
・有効期間:連続する4日間
・金額:2万円(子ども料金の設定はなし)
・利用区間:東京都区内発北陸フリーエリア(※画像参照)までの往復では、往路でかがやき・はくたかの普通車指定席が、復路ではくたかの普通車自由席が利用できる。フリーエリア内では新幹線を含む特急列車の普通車自由席が4日間乗り降り自由
・発売箇所:JR東日本の首都圏エリアのおもな駅の指定席券売機

この北陸フリーエリア内では、新幹線を含む特急列車の普通車自由席が4日間乗り降り自由

この北陸フリーエリア内では、新幹線を含む特急列車の普通車自由席が4日間乗り降り自由

【お得な利用方法】
 東京駅から金沢駅まで新幹線自由席で往復すると2万7700円かかるので、それだけでも28%引きとなる。さらにこのきっぷを有効活用したいのであれば、福井県まで足を伸ばすことをおすすめする。たとえば福井県の小浜駅まで往復すると、往復3万4180円かかるので、41%引きとなる(米原駅経由よりも時間はかかる)。このきっぷの特徴は4日間有効なので、少しゆとりを持った旅程を組むのがよい。

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